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血湧き心萌えるケータハム「セブン」がついに終止符!生産ラインから「485」最終車両が出荷された

ケータハム・セブン485:1957年登場のロータス・セブンの生産権をケータハムが1973年に取得して以来、半世紀以上にわたってカーマニアに訴求し続けてきたケータハム・セブン

超個性的で2Lエンジン搭載の最強最速ロードゴーイングモデル

2013年に欧州市場で登場した高性能モデルのケータハム・セブン485といえば、フォード製2L自然吸気エンジンを搭載し、当時の量産セブンとして最強・最速を誇ったモデルとして知られています。20245月に生産終了を記念した欧州向け85台限定のファイナルエディションが発表されましたが、ついにその最終車両が工場から出荷され、12年間、総生産台数583台というセブン485の長い歴史に幕が下ろされました。

ケータハム・セブンの最終型485限定モデルは欧州専売

ケータハム・セブン485の物語は2013年に欧州で始まった。当時投入されたこのモデルは、ケータハムが専用チューニングを施したフォード・デュラテック2L自然吸気エンジンを心臓部に持ち、欧州向け量産セブンとして最もパワフルかつ最速の存在だった。ボディ仕様はSR、そして後に追加されたCSR3種類が用意され、用途や走行志向に応じた選択肢が展開され、走りを重視するユーザー層から高い支持を集め、登場直後からヒットモデルとなった。結果として、生産期間を通じた総生産台数は583台に達している。

生産終了を記念し、20245月にはセブン485ファイナルエディション(FE)およびセブン485 CSRファイナルエディション(FE)が発表された。この記念モデルは欧州限定で、485 FE60台、485 CSR FE25台という合計85台のみの限定生産だ。

今回、工場を後にした最終生産車はラージシャシーを採用し、ボディカラーはボルケーノレッド、ブラックのノーズバンドとセンターストライプを組み合わせた仕様だ。行き先はスイスで、正規販売店であるケータハム・クムシック・スポーツカーズAGに納車される。なお、生産自体は終了したものの、欧州の認定販売網では在庫車両が一部残っているとのこと。欧州のファンにとってはこの最終モデルの購入機会はまだ残されているようだ。

AMWノミカタ】

ケータハムは知っているようであまり知らない人も多いのかもしれない。セブン485の「485」という数字は、車両重量トンあたりの馬力を示す。約560kg前後の重量で237bhpを発生させることから、そのパワーウェイトレシオである485という数字がモデルネームになったというわけだ。

そしてボディも3種類存在。「S」は快適性と扱いやすさを重視したロードカー仕様で、ドアやウインドスクリーン装着を前提とした実用性を重視。「R」は軽量化と高剛性を重視したボディで乗降性もタイトになる。さらに専用シャシーと完全独立リアサスペンションを初採用したのが「CSR」で、同シリーズ最強の運動性能を実現する。さらに身体の大きい人向けに標準仕様よりも室内スペースが確保されている「ラージシャシー」も存在し、今回の最終生産車両がそのモデルに該当する。

2026年の東京オートサロンでは「Project V」がお披露目され、ケータハムが新時代を迎えることを予感させる。しかしながら日本でもまだ480ファイナルエディションのディーラー在庫は残っているようだ。欧州仕様の「485」ではないが、プリミティブでパワフルなセブンを手に入れるラストチャンスだろう。

 

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