トヨタが純正採用するプロテクションフィルムを、マット仕上げで愛車のアルファードに施工
新車のボディに飛び石でできた小さな傷。クルマを大切にする人ほど、その一点が気になってしかたない。福岡のプロテラジャパンは、塗装面を覆って傷や汚れから守るプロテクションフィルム施工の専門店だ。今回そのプロテラが手がけたのは、トヨタ「アルファード」をマットフィルムで上品に仕立てた一台。傷から守りながら質感まで変える、その仕上がりを取材した。
なぜマットなのか。アルファードのオーナーがマットフィルムを選んだ理由
プロテラジャパンは、プロテクションフィルム施工のエキスパートだ。グロスやマット、カーボンなど、さまざまな質感のフィルムをそろえている。施工前の打ち合わせでその選択肢を伝えると、とくにマットやカーボンに興味を持つ人が多いという。
今回撮影したアルファードのオーナーも、その流れでマットフィルムでの施工を決めた。グロス基調のクルマが多いアルファードのなかで、光の反射を抑えたマットボディは静かな個性を放つ。テカテカではない、しっとりと柔らかい雰囲気をまとえるのがマットフィルムの持ち味だ。
施工前のボディは、周囲の光をくっきりと映し込むグロスの状態だった。そこへマットフィルムが入ると、表情が一変する。映り込みがやわらぎ、白がより濃くなったように見える。太陽の下では、その上質感がいっそう際立つ仕上がりになった。ちなみに、今回のボディカラーはホワイトだ。
傷も害獣も紫外線も。プロテクションフィルムが守る対象は幅広い
オーナーがプロテクションフィルムにこだわった理由は、質感だけではない。飛び石や洗車による傷からボディを守れて、猫の足跡や鳥のフンといった被害にも対応できる。塗装面を傷めずに剥がせるため、手放すときのリセールにも有利だ。メリットが山盛りのところに、マットの質感まで加わる。オーナーにとっては願ったり叶ったりだった。
プロテラが扱うのはProFilm(プロフィルム)社製のフィルムだ。ちょっとした小傷であれば、太陽光に当てるとフィルムが伸びて傷が消える。普通に使っていれば日常の擦り傷は自然と回復するため、神経質にならずに走れる。紫外線も99パーセントカットし、経年による硬化や黄ばみも出にくい。
このフィルムは伸縮性も高い。手で引っ張ると大きく伸び、複雑な曲面にもなじんで貼り込める。だからこそ、立体的なアルファードのボディにもムラなく密着させられる。
施工後は洗車機に通しても問題なく、手洗い洗車も可能だ。そもそもプロテクションフィルムは汚れがつきにくいため、水洗いやシャンプーだけで十分にきれいになる。
トヨタも認めたProFilm。下地から仕上げまでこだわる施工の中身
ProFilmは、トヨタが「アルファード」のスペーシャスラウンジに純正採用したフィルムだ。スペーシャスラウンジは2列4人乗りの最上級グレードで、トヨタが国内で初めてボディ全体を覆うフルプロテクションフィルムを純正オプションに設定したことでも注目された。そこで選ばれたのがProFilmで、クリアとセミマットの2仕様が用意されている。
ProFilmは、メルセデス・ベンツやアウディ、BMWのディーラーでも純正部品として扱われる。その信頼度は折り紙付きだ。プロテラでは、このフィルムを専門資格を持つ職人が施工する。
施工は徹底的な洗車から始まる。鉄粉まで取り除いてボディをツルツルの状態に整えてから、たっぷりの水を使ってフィルムを貼り込む。スキージーで内側の水分を抜きながら、エッジの先まで密着させていく。作業場はミストシャワーでホコリが舞わない環境をつくり、ゴミの噛み込みを防ぐ。下地づくりへのこだわりが、ムラのない美しい仕上がりに直結する。
カーボン柄も選べる。プロテラジャパンが提案する幅広い質感
プロテラが提案するのは、グロスとマットだけではない。カーボン柄のフィルムも、ツヤありとツヤなしの2タイプを用意している。好みや仕上げたい雰囲気に合わせて、質感を選び分けられる。
一般的な店舗よりかなり手の届きやすい金額で施工できるのも、プロテラの魅力だ。現在は施工した人すべてに、オリジナルのレザーキーカバーをプレゼントしている。今後は全国展開も計画中だという。傷から守れて、美しい状態を保てて、しかも上品。プロテラのマットフィルムは、オトナのボディカラーを求めるオーナーの答えになりそうだ。
