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アバルト「595」に総額492万円のパーツを装着!「A PITオートバックス東雲」で購入できるアイテムだけで作った1台とは

A PITオートバックス東雲 アバルト595スポーツ

イタリアン・ホットハッチをさらなる高みへ導くチューニング

 2022年11月3日に開催された「さいたまイタフラミーティング2022 in吉見町」はその名のとおり、イタリア車&フランス車とそのオーナーのためのイベント。埼玉県・吉見総合運動公園を会場に約500台ものイタフラ車が集合して、オーナー車両の展示のほか、メーカーやショップなどのブース展示やフリーマーケットなども行われていた。今回は、A PITオートバックス東雲が展示していたアバルト「595」のデモカーを紹介しよう。

A PITオートバックス東雲で実際に買えるアイテムだけで構成

 アバルトといえば、そもそもレース用などのチューニングカーを製作するチューナーという成り立ちで、現在は「ステランティス」グループの中でフィアットの兄弟ブランドとして、完成品がオーナーに提供されている。そうなると、それをさらにチューニングしたいと思うのがオーナーの心情だろう。

 通常の場合はチューニングを志したら、オーナー自身で様々な店舗に足を運んだり、ウェブサイトでパーツを探したり……となるのだが、「さいたまイタフラミーティング2022」に展示されていた1台のデモカーを見ると、アバルトのチューニングはもう少しスムーズに事を運ぶこともできるようだ。

 展示されていたデモカーの名称は、「A PITオートバックス東雲 アバルト595スポーツ」。その名称からもわかる通り、東京・東雲に所在するオートバックスの旗艦店のデモカーとなっている。アバルトファンならご存じの方も多いと思うが、A PITオートバックス東雲では店舗内にアバルト595用のカスタムパーツを中心としたコーナーが用意されている。つまりこのデモカーは、A PITオートバックス東雲で取り扱っている(手に入れられる)アイテムが実際に装着されたデモカーということだ。

70項目を超えるパーツを満載、さらに新商品も

 デモカーというとチューニング内容などを記したスペックボードが表示されることが多く、この東雲店のデモカーにも「それ」が置かれていた。そこには機能パーツからドレスアップパーツまで、HKSやBMC、ラボーノ、STEKなどのブランドとパーツ名が記されているが、面白いのは装着パーツの項目の横に全てプライスが記されていることだ。つまりこのボードを見れば、どこまでやればパーツ代がいくらかかるかが分かってしまうのだ。ちなみにスペックボードに記されたアイテムの合計金額は、492万220円。

 今回表示されていたスペックボードは、2022年1月の東京オートサロン展示用のもの。11月の「さいたまイタフラミーティング」に展示されたデモカーでは、A PITオートバックス東雲の別注カラーとなるASSOのホイールや、参考展示となっていたオリジナルのカーボンルーフなどが新たに装着されていたので、上記の金額はあくまで参考といったところ。ちなみにオリジナルのカーボンルーフは、近日発売予定だということだ。

 A PITオートバックス東雲 アバルト595スポーツのスペックボードには70項目を超える内容が記載されていたが、同店のアバルトコーナーに行けば、さらに多くのパーツなどが用意されていることになる。ひとつの店舗で様々なブランドのパーツを実際に手に取って選べるとなると、パーツの選択もかなりスムーズに行えることになるだろう。

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