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レクサス「RC」を大人スラムドカスタム! あえて限界ツライチを狙わない理由は乗り心地にありました

WORKホイールを履いた多彩なカスタムカーが集合した「HotSprings 5th Rev in Chiba」

2023年6月18日に千葉県の蘇我フェスティバルウォークで開催された「HotSprings 5th Rev in Chiba」は、WORKホイールを愛用しているユーザー発信のカスタムイベントだ。全国各地からWORKホイールを装着したカスタムカーが約200台集結した会場の中で気になる車両にフォーカス。今回はレクサス「RC」の美しいクーペボディをベースにスラムドした力作を紹介しよう。

ボディキットでRCをよりスポーティに

HotSpringsの会場には大小さまざまなカスタムカーが集結したが、WORKホイールをチョイスしていればOKというジャンルレスのイベントゆえに軽自動車からラグジュアリーカー、スポーツカーまで幅広い車両が集まった。そんな中でレクサスの「RC 300h」を発見。見事に落ちた車高の秘密をオーナーの穐和(あきわ)さんに聞いてみた。

「昨年中古で購入したんですが、当初から車高短にする予定だったんで、購入直後に車高を下げました。当然市販品を装着しただけでなく、いろいろな加工をしています」

レクサスブランドの中核をなす2ドアクーペとして2014年に登場したRCは流麗なクーペボディを持ち、当時のスーパーGT GT500マシンのベースとなるなど、スポーティな側面を持つ。当然ながら一般的なスポーツクーペと比べるとかなり価格もラグジュアリーであることは言うまでもないだろう。穐和さんはそんなRCをベースに各部をモディファイしている。

フロントバンパーやサイドスカート、リアバンパーなどは326Powerのボディキットをチョイス。ただしリアウイングはシンプルなリップに変更することで、ツルっとしたシルエットを強調している。フロントフードは巨大なエアスクープを持つカーボン製だが、あえてボディ同色に塗装。かわりにフードを開けた裏側はメタリックグリーンでペイントしたり、中央に一部分のみカーボンであることを主張すべくV字にカーボン地を残したりしているそうだ。

足まわりはエアサス装着で大人のスラムドを目指す

足まわりはエアフォースのエアサスを装着。さらにフロントはショートナックル+IS用アッパーアームの流用で、しっかりとフェンダー内にホイールが収まるようにモディファイ。リアは現在のところストックジオメトリーだが、近い将来こちらも細かなモディファイを予定しているそうだ。

そんな足まわりに装着されるホイールはWORK ZISTANCE W10Mで、フロントに20×9.5J+38、リアに20×10J+36をチョイス。若干の余裕をもってスッポリとフェンダー内に収まっている。パツパツのオフセットを大幅なキャンバー角をつけてギリギリで収めるのとはひと味違う、大人のカスタムとなっているのだ。

高級感あふれるインテリアは基本的にストックのまま

一方でドアを開けて車内を見てみると、基本的にはストックのまま。というのもRCのコクピットはそのままでもかなりラグジュアリー。とくに手を入れる必要がないのだ。このクルマもステアリングをカーボン製に交換し、部分的にカーボンパーツをチョイスしている程度で基本的にはストックのままをキープしているそうだ。

こうして現在の状態から若干車高を上げるだけで普通に走行でき、乗り心地は高級車そのもの。Tシャツ&デニムで乗っても、スーツを着こんで乗っても似合う、どんなシチュエーションでも楽しめる1台となったのである。

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