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新車購入から36年のホンダ「プレリュード」は現在20万キロ! バブル代表デートカーで奥さんと出会えました

1987年のフルモデルチェンジ直後に新車で購入した3代目ホンダ プレリュード

1987年デビューの3代目プレリュードは量産車初の4WSを採用

2023年9月24日(日)に栃木県立日光霧降アイスアリーナを会場として開催されたイベント「第115回 Free Motor Meeting(フリーモーターミーティング)」で出会った3代目ホンダ「プレリュード」。オーナーは1987年に新車を購入した松沼さんで、同車に初めて採用された4WSに魅了されて手に入れたのだという。現在の年齢をお聞きしたら御年61歳だった。

バブル時代に実際にデートカーとして活用した先達に話を聞いてみた

ホンダ「インテグラ」との統合というかたちで、5代目モデルの販売終了をもって2001年にディスコンとなったプレリュードといえば、2代目と3代目がデートカーとして人気を博したことで有名だ。

2代目が登場したのが1982年で、3代目は1987年にデビューしたので、バブル期に青春を過ごした筆者の世代にとっては3代目プレリュードこそがデートカーの代表選手という印象である。当然のことながら若い頃にプレリュードで女性とドライブしたような浮いた話はまったくナイので、道行くホンダ製のスタイリッシュなデートカーを見ながらハタチ前後の筆者は羨望の眼差しを送っていたわけだが、往時にデートカーとして実際に活用したことがあるという松沼さんからさまざまなエピソードを伺うことができた。

「プレリュードだったら一度ぐらいは乗ってもいいよ」で奥さんと出会う

「私が1987年に買ったプレリュードはBA5型の4WS仕様です。このクルマに乗っていたことにより妻と出会ったのが一番思い出深いエピソードですね。購入してから2年後となる1989年に知り合ったのですが、プレリュードだったら一度ぐらいは乗ってもいいよ、ということで見事にドライブできました。まさにデートカーの面目躍如ですね。36年間乗って、現在までの総走行距離は20万6216.4km。以前は普通に乗っていましたが、さすがに、いまは趣味車が集まるイベントに参加する際に使用しています。5速MT仕様である点が、こだわりのポイントですね」

過去に5代目(810型)「ブルーバード」、6代目(910型)「ブルーバード」、2代目「オデッセイ」などを所有してきた松沼さん。現在は2021年式のホンダ「S660」も愛用しているとのことだが、家族も乗ることを想定し、CVT仕様をチョイスしたことを少し後悔しているとも話してくれた。

この先さらに20年は乗っていきたい

「プレリュードのオーディオは5台目で、いまはパナソニックの真空管オーディオを装着しています。クルマは家族の一員なので、一般的な整備をしながら、あと20年は乗りたいです」

そう話してくれた松沼さんは日本屈指のプレリュード好きといえる御仁なので、きっと80歳を過ぎても5速MT仕様の愛車で各地のイベントに参加していることだろう。

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