見どころ満載のレイズブース
2025年2月7日(金)〜9日(日)までインテックス大阪で開催されている「大阪オートメッセ2025(OAM)」。ホイールメーカーのレイズは、今回も30点を超える新しいアイテムを持ち込みました。早速紹介をしていきます。
23インチの「TE37GC」に注目
ブースの一番目立つところに展示されていたのは、23インチのボルクレーシング「TE37GC」。23インチの鍛造ホイールというのもトピックだが、「A.S.T.(アドバンス・サーフェイス・テクノロジー)」と呼ばれる新しいバフを実用化し、輝き方、鏡面度、映り込みを格段にアップしている。これまでバフ掛けでは白ボケになりやすい傾向があったが、A.S.T.では下地処理などを見直し、従来にない映り込みを実現した。
スポーツカー用では、デモカーのホンダ「シビック タイプR」に装着されていた「CE28N-Plus SL」。そして鍛造系では、「TE37V spec-SR」「TE37V-PRO」も反響が大きい1本だ。サイズ展開が増え、シャイニングブロンズメタルのような、他社には出せないようなカラーがあるのが強味となっている。濃い色でも光の当たり方で見え方が変わってくるのが魅力だ。さらに鋳造系ではグラムライツ「57CR」「57NR」にスパッタリング塗装のモデルが加わったのもトピックだった。
国内外のドリフトシーンで支持を集める「57DR」をベースに開発された「57DR-X」には、ヘビービューティ仕様として、「57DR-X HD」が登場した。ハイエースなどをキャンピングカーに仕立てた場合を想定し、耐荷重性を強化したホイールを実現した。
会場に展示されていたホムラの「2×15R」も新製品で、フェアリングを付けて、ホイールの外周方向にボリュームを持たせる形を提案している。
根強い人気を誇るロングセラーの「VERSUS VOUGE」にも、その形を継承しつつ現風にアレンジした「VERSUS VOUGE SE」を追加。VERSUS VOUGEはどちらかというとミニバンユーザーに受け入れられていたが、それをSUVにもマッチするようにリメイクしたのがVERSUS VOUGE SEとなる。「SE」はセンターに向かっていくラウンド感が、よりスポーティになっているのが、新しい工夫だ。
ホイール以外のグッズでいえば、オリジナルのラバーダックとシフトノブカバーが売り切れ必至の大人気。アパレル類も評判がよく、オートメッセの会場特価ということで、購入していく来場者が多かった(ネットでも購入可能)。
