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富裕層狙い撃ち! 新型車のお披露目はもはや「モーターショー」ではありません…リマックが新型「ネヴェーラR」など3台を「The I.C.E.」に展示

リマック ネヴェーラR:最高出力2107psのパワートレインを持つ

湖上で開催された「The I.C.E.」にリマックが初参加

クロアチアのハイパーBEVメーカー「リマック」は、2025年2月21日〜22日にスイス・サンモリッツ湖を舞台に開催された「The I.C.E.」に初めて参加しました。湖上で行われた華やかなこのイベントで、リマックは「ネヴェーラR」をはじめとしたハイパーカーを展示し、観客を魅了しました。

ウルトラハイパフォーマンスなBEVモデルを展示

リマックの販売店であるリマック・チューリッヒが「The I.C.E.」に参加した。展示したのは、最高出力2107psのパワートレインを持つ新型「ネヴェーラR」「ネヴェーラ タイムアタック」「ネヴェーラ」の3台である。

ネヴェーラRは、強化されたエアロダイナミクスによってダウンフォースが15%増加。よりアグレッシブなスタンスとパフォーマンス志向のバッテリーシステムによって、ネヴェーラのアーキテクチャーはさらに変貌を遂げた。展示されたグリーンカラーのモデルは、Rの包括的なビジュアルと技術的な進化を示し、ネヴェーラの中でもっともサーキットに特化したモデルであることを強調している。

ネヴェーラ タイムアタックは、ニュルブルクリンクやグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでの新記録樹立、数々の加速記録など、ネヴェーラにとって特別な1年となったことを祝う、世界限定12台の希少モデルである。

このイベントでの展示は、リマックの近年の成功の礎となったネヴェーラによって完成された。世界初のオール・エレクトリック・ハイパーカーとして、最高出力1914psのパワートレインと洗練されたトルクベクタリングシステムにより、エレクトリック・パフォーマンスの可能性を定義し続けている。2023年だけで20以上の性能記録を樹立したネヴェーラは、リマックの絶え間ない革新の追求の証である。

リマック・チームとリマック・チューリッヒの代表の参加のもと、「The I.C.E.」はサンモリッツ伝統のスタイルで来場者をもてなした。

AMWノミカタ

クロアチアのハイパーBEVメーカーであるリマックがスイスで行われた自動車イベント「THE I.C.E.」に初参加した。来場者の目当ては素晴らしく希少で高価なクラシックカーが湖上を走る姿や、展示されている様子を楽しむことにあると思うが、リマックの展示したネヴェーラはその対極にある最新でウルトラハイパフォーマンスなBEVモデルである。

リマックの創始者であり、リマックグループのCEOであるマテ・リマック氏は、

「THE I.C.E.は、世界でもっとも魅力的なラグジュアリー・デスティネーションのひとつであり、歴史的な自動車イベントである。リマックは人と違うことをするのが大好きなので、世界最高のクルマとクルマコレクターが集うこの場所に参加するのは理にかなっている」

と述べている。人々に驚きを与えるために、あえて普通のモーターショーではなく、このイベントで3種類のモデルを展示した。クラシックカーを熱烈に愛するヨーロッパの富裕層にネヴェーラはどのように映るのであろうか。しかし、少なくとも自動車やラグジュアリーアイテムのなかで、新しい価値観が生まれつつあることは来場者に伝わったのではないだろうか。

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