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正統派カスタマイズのGRヤリスだけにサンルーフとボンネットダクトが本物に見えてくる!?

さまざまなクルマに乗り継いできた“kamadaさん”が選んだGRヤリス

きちんと作り上げたカスタマイズに遊び心をプラス

GRヤリスミーティングが行われた長野県飯田市のS-BIRDに、数多くの個性的なカスタムが施されたトヨタ「GRヤリス」が全国各地から集結しました。多くの人が自慢のパフォーマンスパーツをアピールするなか、見慣れないサンルーフ装着車を発見! オーナーにお話を伺ってみると、衝撃の事実が発覚します。

カーボンルーフが標準装備のGRヤリスにサンルーフ!?

2025年4月12日にミーティングの会場となったS-BIRDの広い駐車場には、多くの「GRヤリス」がずらりと並びました。やはり圧倒的に多かったボディカラーはホワイトでしたが、そのなかになんとサンルーフを装着した車両を発見。カーボンルーフなのにサンルーフの設定があったのか? 気になる疑問をオーナーの“kamadaさん”に伺ってみると、意外な答えが返ってきました。

「ああ、これ? ダミーですよ。置いてあるだけ(笑)。でもそれっぽく見えるでしょ? じつはボンネットのスクープダクトもダミーなんですよ」

普通のクルマについているとダミーだとわかりそうですが、さまざまなカスタムが施されたGRヤリスに装着されていると、なんとなく本物と信じてしまうから面白いものです。

9JのレイズTE37 SLに20mmスペーサーでツライチに

さまざまなクルマに乗り継いできた“kamadaさん”がGRヤリスをチョイスしたのは2021年式で、単純に「コンパクトなのに今どき面白そうなクルマだと思った」のが購入の動機だといいます。

外観はGR PARTSのフロントリップとサイドスカートを装着したボディに、72 Factory製のフロントフェンダー、SARD製のリアカーボンウイングなどをチョイス。マフラーはキャタライザーも含めてHKS製を装着しています。

足まわりはHKS製の車高調を装着してかなり低いスタンスに。ホイールはRAYS「ボルクレーシングTE37 SL」でサイズは18×9J+45。これに255/35R18サイズの「ディレッツァZIII」を組み合わせ、20mmスペーサーを使ってフェンダーラインぎりぎりにセット。迫力あるスタンスを実現しているのです。

レカロRMSフルバケなどでレーシーなインテリアを構築

ドアを開けてインテリアに目を移すと、RECAROのRMSフルバケットシートを左右に装着。ステアリングはMOMOのMod.08で、WORKSBELLのRAPFIX GTCを併用することで、乗降時にはステアリングを跳ね上げられるようにしています。そんなステアリングの脇まで伸びているのはドイツCAE製のウルトラシフター。ダッシュ中央には投影型追加メーターを装着するなど、車内はかなりレーシーな雰囲気となっています。

「エンジンは3気筒小排気量なのにものすごいパワフルでクルマがキビキビ動くし、最初乗った時はビックリしました。本当に乗っていて楽しいクルマです。2024年に後期モデルが発表されて話題になっていますが、私にはこれで十分。まだまだこのクルマを楽しみます」

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