ジュリア73台とステルヴィオ12台の限定で発売する情熱的な特別仕様車
アルファ ロメオは、スポーツセダン「GIULIA(ジュリア)」とSUV「STELVIO(ステルヴィオ)」に限定車「INTENSA(インテンサ)」を発売しました。名称の“INTENSA”はイタリア語で「強烈」「情熱的」を意味し、ブランドの美学と哲学を凝縮した特別仕様となります。両モデルともゴールドアクセントを纏う3色のボディカラーとタンカラーが彩る内装が魅力です。
ゴールドアクセントの外観とタンカラーアクセントの内装
本シリーズの外装にはアルファ ロメオの精神性を象徴するゴールドアクセントを採用。Victory(勝利の歴史)、Value(ブランド価値)、Exclusivity(特別性)というブランド哲学を視覚的に表現し、ジュリアとステルビオそれぞれの彫刻的なボディラインを一層強調する。内装はタンカラーのアクセントを用い、素材の上質さと職人技を感じさせる空間に仕上げられている。
ベースモデルはジュリアVELOCEおよびステルビオVELOCEだ。ジュリアは2L直列4気筒ターボエンジンを搭載し、力強く滑らかな加速と理想的な重量バランスを備えるスポーツセダン。一方のステルビオはSUVながら俊敏なステアリングレスポンス、軽量設計による高い運動性能、そして先進運転支援装備を組み合わせ、快適性とスポーティさを高度に両立。
走りを楽しむアクティブサスペンションに専用ホイール×ブレーキキャリパー
今回の限定仕様では、両モデルともALFA™アクティブサスペンションを特別装備し、走行性能をさらに強化。加えてホイールはジュリアが19インチ、ステルビオが20インチのゴールドダイヤモンドカット仕上げとなり、ブレーキキャリパーにはブラック×ゴールド文字を採用。エクステリアミラーハウジングはグロスブラック仕上げで、イタリア三色旗バッジを備える。
内装ではブラックのスポーツレザーシートにタンカラーアクセントを施し、センターアームレストにはタンカラーステッチとINTENSAロゴを配置。ダッシュボードとドアパネルにもタンカラーステッチを配し、ステアリングにもアクセントカラーを施すことで、特別感を高めた。
ボディカラーはエトナレッド、モントリオールグリーン、ブルカノブラックの3色を設定し、限定台数はジュリアが計73台(レッド28台/グリーン17台/ブラック28台)で販売価格は750万円。ステルビオは計12台(レッド5台/グリーン1台/ブラック6台)で販売価格は890万円となる。
【AMWノミカタ】
「INTENSA(インテンサ)」はアルファ ロメオの主力モデルすべてに設定される“スペシャルシリーズ/グレード”で、欧州では2025年2月以降、各種モデルに順次設定されている。外観の大きな特徴はゴールドのアクセントが採用されたホイールだ。新旧の33ストラダーレなどにもこのカラーが採用されていることからもゴールドがアルファロメオにとって特別なモデルを象徴するアイコンであることがわかる。
今回のINTENSAはジュリアとステルヴィオで合計85台ほど販売される。標準仕様のベローチェに対してどちらも25万円アップとなるが、コスメティックな変更だけでなくALFA™アクティブサスペンションが装備されていることも走りを楽しみたい人には魅力的に映るのではないだろうか。
アルファ ロメオはブランドの精神性であるVictory(勝利の歴史)をゴールドアクセントで、Value(ブランド価値)を上質素材やクラフト感で、そしてExclusivity(特別性)を限定台数・専用仕立て表現しており、INTENSAはそのようなアルファロメオのDNAを可視化したモデルと言えるのではないだろうか。
