純正比約20mmダウンにあえて留め、ストローク量を確保。段差の突き上げと異音を抑えた上質な乗り味を実現する車高調だ
トヨタ「アルファード」&「ヴェルファイア」の車高を下げたい。でも家族の乗り心地は守りたい。その相反する願いに、ブリッツが出した答えが新型「ダンパーZZ-R L」だ。ローダウンで悪化しがちな乗り心地を、あえて下げ幅を抑えるという逆転の発想で解決する。車内から減衰力を操れるスペックDSCプラスまで用意した、待望の1本を紹介する。
ブリッツ「ダンパーZZ-R L」は約20mmダウンで乗り心地を守るラグジュアリー車高調
この製品が狙うのは、なによりも快適性の向上である。国内最高峰のミニバンとして揺るぎない存在感を放つトヨタ「アルファード」と「ヴェルファイア」。いざドレスアップに踏み切るにせよ、快適性は犠牲にしたくないと考えるユーザーも多い。ローダウンすると乗り心地が悪化しやすく、2〜3列目の乗員から不満が出るケースも少なくない。そうした課題に着目した「ブリッツ」が開発したのが、新発想のラグジュアリー車高調「ダンパーZZ-R L」だ。スタイルと乗り心地の良さを両立するため、車高はあえて純正比で約20mmダウンに留め、十分なストローク量を確保している。極端に下げないことで最低地上高を保ちつつ、腰砕け感を解消する絶妙なセッティングが光る。
専用スプリングとバンプラバーで段差の突き上げと異音を抑制
マイルドな乗り心地は専用設計の各パーツから生まれる。スプリングは長めのストロークを確保したラグジュアリー仕様で、フロント7.5kg/mm、リア10.5kg/mmに設定する。細めで長い純正形状タイプとし、底付きしにくい作動域を確保した。ダンパーの底付きを防ぐバンプラバー(ダンパーが縮みきる際の衝撃を受け止める緩衝ゴム)も、長さや硬度を最適化した専用設計を採用する。バンプタッチ時の突き上げ感を抑えるため、段差を越えた際も衝撃を感じにくい。さらにアッパーマウントはあえて純正ゴムマウントを組み合わせ、車高調にありがちな不快な異音を抑制している。これらの積み重ねにより、しっとりとした上質な乗り味を実現した。
スペックDSCプラスは車内から減衰力を操作! 業界初のフルオートモードも搭載
ただ快適なだけの足まわりではない。減衰力は32段階(スペックDSCプラスは最大96段階)と細かく調整でき、乗車人数や走行シーンに応じて最適な乗り味にできる。ここで紹介するスペックDSCプラス装着モデルなら、車内に設置したコントローラーから減衰力をコントロール可能だ。街中では快適性重視に、高速道路では安定志向にと、状況に応じて瞬時に乗り味を変えられる。しかも乗車人数や走行状態に応じて減衰力を最適化する、業界初のフルオートモードまで搭載する。予算に応じて、減衰力の電子制御機能を省いたベーシックモデルの「ダンパーZZ-R L」も選べる。
下げ幅を欲張らず、あえて約20mmに留める。その発想こそが、家族全員の快適さを守るブリッツの答えである。ラグジュアリーな乗り味を保ちながらドレスアップを楽しみたいユーザーにとって、まさに待望の存在だといえる。
