4×4 Engineeringによるランドクルーザー250のカスタムとは
東京オートサロン会場で気になる1台をピックアップ！ 今回はオフロードショップ4×4 Engineering（フォーバイフォーエンジニアリング）のトヨタ「ランドクルーザー250」デモカーを紹介します。
オフロードショップの老舗4×4 Engineeringのブースを直撃
東京オートサロン2025の北ホールでオフロード系カスタムでは有名な4×4 Engineeringのブースを発見。4×4 Engineeringといえば、スズキ「ジムニー」やトヨタ「ランドクルーザー」、ジープなどのオフロード車に愛されたブラッドレー（BRADLEY）ホイールが一世を風靡。現在でもこのブラッドレーシリーズは進化を続けながら販売されているロングセラー商品となっている。
そんな4×4 Engineeringのブースで、ようやく街中でも見かけるようになってきたトヨタ「ランドクルーザー250」をオーバーランドスタイルにカスタムしたデモカーが展示されていたので、詳細を伺ってみた。
「ランドクルーザー250はカスタム需要も今後かなり高くなると予想されるので、各種パーツの開発を進めています」
人気のブレッドレーホイールに20インチの新サイズ登場
純正とは異なりAピラー付け根からブラックに塗り分けられ、側面にはロゴの入るサンドカラーのボディを見てみると、片側35mm、合計で70mmの車幅拡幅が可能なオーバーフェンダーを装着している。これによって純正より大きなタイヤの装着を可能としている。
そして今回このオーバーフェンダーにジャストフィットするホイールが、20×9J＋18という新サイズとなる「BRADLEY FORGED 匠」だ。車体左側にマットチタンブロンズ、右側にマットシャドーブラックを装着している。ちなみに装着されているタイヤは、外径が約33インチとなるトーヨータイヤ OPEN COUTRY R/Tの275/60R20という国内未発売サイズを参考装着しているそうだ。
足まわりや外装など豊富なパーツをラインナップ
そのほかにも各部にランクル250用として開発が進んでいるパーツが装着されていた。
まずは足まわり。純正より若干外形の大きなタイヤを収めるべく、サスペンションは現在試作段階という2インチのリフトアップを実現するオリジナルのリフトアップコイルを装着。これに合わせた調整式ラテラルロッドとともに2025年春の市販に向けて開発が進んでいるそうだ。ちなみに今後はショックアブソーバーも開発する予定だそうだ。
エクステリアでは前述のオーバーフェンダーのほか、リアラダーもオリジナルパーツとのこと。そしてそのほか、サイドオーニングやサンドラダーなどを装着したFRONT RUNNERのルーフラックなどを装着。ワイルドな1台となっているのだ。