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カスタム難題のスバルBR型「レガシィ」を超車高短に! トヨタ「86」用のエアサスやアーム類を流用

スバル BR型 レガシィ:カーボン製のグリルやリップスポイラーを装着している

異彩を放つスバル「レガシィ」に注目

WORK製ホイールを装着したクルマが集合するイベント「Hotsprings(ホットスプリングス)」が2025年3月23日に茨城県の稲フォルニアで開催されました。自慢のWORKホイールを履いたあらゆるジャンルのカスタムカーが集結し、そのなかで目立っていたのが、ライトブルーにペイントされたスバルBR型「レガシィ」です。

明るいライトブルーのボディが目立つ1台

会場でもボディカラーが目立っていたのが、ライトブルーにペイントされたスバルBR型「レガシィ」だ。そもそもフルタイム4WDのレガシィの車高を下げることは通常モデルをベースとするより大変なので、ベース車として取り上げられることは少ない。そんな難題に果敢に取り組んだ意欲作が、見たこともないほどローダウンした1台というわけだ。早速オーナーの風見さんに声をかけ、話を伺ってみた。

「今から7年ほど前に別のレガシィを購入して乗っていたんです。2024年にこの2009年式のレガシィ ツーリングワゴン Sパッケージを手に入れて、箱替えをしてようやく2025年に入って完成しました」

さまざまなブランドのエアロを組み合わせて装着

フロントバンパーはブランド失念とのことだが、おそらくリベラル製と思われる社外品。これにカーボン製のグリルやリップスポイラーを追加で装着している。サイドは純正オプションに、フロント同様リップスポイラーを追加。リアはK2 GEARのバンパーで、同社のリップスポイラーを追加しているそうだ。

リアまわりは、テールゲートにK2 GEARのウェストスポイラーや、ブランド不明のルーフスポイラーなどを装着している。ちなみに純正サンルーフを備えるルーフパネルはあえてブラックとしているほか、ヘッドライトとテールライトはクリスタルアイをチョイス。これによって独特の顔つきに変身している。そんなボディを純正には設定のない明るめのライトブルーでペイントすることで、唯一無二の1台となっている。

足まわりは86用を流用! 苦労の末、スラムドを達成

完成度の高いボディは当然だが、やはりもっとも気になるのは足まわり。フルタイム4WDゆえに苦労も多いはずだ。

「足まわりはトヨタ 86用と構造や使用するパーツが同じことがわかったので、実際にBOLD WORLDの86用エアサスペンションやアーム類を流用し、かなり下げることができました。ノウハウがないので、ここまで仕上げるのはかなり時間がかかりましたね」

こうして苦労の末達成した足まわりに装着するホイールは、WORK GNOSIS CVX(F&R:19×10J+10)。これに225/35R19サイズのタイヤを組み合わせている。今回のイベントではWORKホイールの各シリーズごとにアワードが用意され、風見さんのレガシィは見事GNOSISのアワードに選出。ステージ前で拍手を浴びていた。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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