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マツダRX-7がコルベットに激変!? 驚きの「リアだけコンバート」の正体とは

マツダ RX-7

ドレスアップカーに非ず! 本気のドリフトチューニングカー「魔改造FDC5!?」が凄い!!

東京オートサロンは、年を追うごとに自動車メーカーがニューモデルを発表するなど日本を代表するビッグイベント化しています。その一方で、小さなカスタムショップの力作車両も出品され、両車が同じ土俵で展示されるというのも大きな魅力のひとつです。今回はそんなショップが製作した、シボレー「コルベットC5」のリアセクションだけ最大限活用したマツダ「RX-7」を紹介します。リアまわりを大胆にモディファイすることで、コルベットのリアシルエットを見事に再現。ところが自慢のスタイリングだけでなく、じつは走りも両立させている、本気のドリフト仕様となっている驚きの1台をレポートします。

後ろから見るとC5コルベット???

広い幕張メッセの会場を歩いていて発見したのは、バタフライドアを開けたマツダ RX-7(FD3S)。気がつけばネオクラ車となってしまったFDだが、綺麗にレストアされたボディだな、と後ろにまわり込んでみて驚いた。なんとテールまわりはコルベットC5にコンバートされているのだ。しかもリアゲートにもパネルを貼り付けることで、コルベットのハイデッキなリアビューをしっかりと再現している。

制作したのは静岡のガゼルパンチとトラッシュガレージの2社のタッグだそうで、同じリトラクタブルヘッドライトを持つことからFDにC5コルベットをドッキングすることを発案したそうだ。しかもこのクルマでドリフトを楽しんでいるそうで、見た目だけでなくエンジンもT78-33Dタービンなどを装着し、かなり本格的にチューニングが施されている。

両車を見事に融合した迫力あるボディデザイン

お話を伺うと、テールライトが目立つリアだけでなく、フロントバンパーの一部や前後フェンダーもこのクルマのためにリデザインされており、FD独特の丸みのある既存のキャビン部分はそのままに、リアは全長を延長することで、コルベット特有の迫力あるリアまわりをしっかりと再現している。

ちなみにテールの幅はコルベットのままだそう。FDのスリークなリアフェンダーをオーバーフェンダー化し、フェンダー後部はコルベット用をエクステンドして繋げている。そのためか全体のラインが破綻しておらず、非常にスムースな仕上がりとなっている。テールまわりのデザインに「とってつけた感」がないのだ。このあたりの自然なラインは、過去にアウディ顔のマークIIなどの制作経験があるガゼルパンチならではの仕上がりといえるかもしれない。

リアサスはレースカーも驚きのプッシュロッド式

さらにこのクルマは外観だけでなく、リアサスペンションにも意欲的なモディファイが施されている。リアゲート内にプッシュロッド化したサスペンションユニットが大きく新設されている。プッシュロッド化することで、重たいダンパーやスプリングなどをバネ下となるタイヤ側ではなく、車体側となるバネ上に固定することでタイヤと一緒に上下する重量物パーツが軽減される。これによりサスペンションが路面の凸凹に対して追従性が大幅に上がり、グリップ力が向上する仕組みだ。まだまだベルクランクなどのレバー比などセッティング段階とのことだが、実際のパフォーマンスアップはかなり期待できる手法となっている。

もうひとつ驚くことは、このリアまわりはキット化(!)されており、販売されているという点だ。じつはリアまわりは全体的にFDのボディラインよりもひとまわり大きくなっているため、純正のボディをカットすることなく装着が可能で、必要があればFDの原型に戻すこともできるそうだ。完成度も非常に高いので、今後装着車両が増えるかもしれない「魅惑のキット」といえるかもしれない。

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