「カッコいい」だけじゃない。すべては愛犬のために作られた三菱「デリカD:5」
無骨なフロントガードにリフトアップした足まわり、ルーフには大型ライトバー……。一見すると本格オフローダーそのもの。しかし、その迫力あるスタイルに近づくと、この三菱「デリカD:5」が目指したものは意外にも「愛犬との快適な時間」だったことに気づく。オーナーの“re-plus barber”さんは理容師として働く一方、休日は愛犬とドッグランへ出かけるのが何よりの楽しみ。だからこそ、この1台は見た目のカッコよさだけではなく、愛犬が快適に過ごせることを最優先に仕上げられている。
スライドドアも4WDも譲れなかった。その答えが三菱「デリカD:5」
以前の愛車はトヨタ「アイシス」。 次に乗るクルマでは4WDのSUVに憧れていたという。しかし、家族で使うことを考えるとスライドドアも欠かせない条件だった。
「そうなると、もうデリカD:5しかないなと思いました」
SUVの走破性とミニバンの使い勝手を兼ね備える三菱 デリカD:5だからこそ、この理想を両立できたのである。
仲間との出会いが、カスタム熱を一気に加速させた
三菱 デリカD:5を購入する前から、SNSやショップのホームページを眺めては「こんな仕様にしたい」とイメージを膨らませていたという“re-plus barber”さん。納車は2025年7月。わずか1年足らずで、現在の完成度まで作り込まれた。納車時にはすでにオートフラッグスのフロントガード(ゴクブト)やJAOS製リアスキッドプレートを装着。さらにインスタグラム等を起点に、デリカオーナーとの交流が始まると、そのカスタムは一気に加速する。
「仲間と並べると、自分のクルマだけ小さく見えてしまって(笑)」
周囲のリフトアップ仕様に刺激を受け、「自分ももっと迫力を出したい」と相談。タイヤ選びも仲間のアドバイスを参考にしながら決定し、イベントに間に合うよう急ピッチで仕上げたという。さらに注目したいのがリアガーニッシュ。このデリカD:5は中期なのだが、後期が世に登場して4ヶ月足らず(取材撮影時)で後期のリアガーニッシュを移植した。こうしてスマートにアップグレードされている。
見た目以上に実用的で、ライトバーもベッドキットもすべて愛犬中心
ルーフラックやLEDライトバーを見ると、キャンプ仕様と思う人も多いだろう。 しかし、その用途を聞くと意外な答えが返ってきた。
「ドッグランって照明がない場所もあるので、愛犬を照らすためなんです」
暗くなっても安心して遊ばせられるよう、ライトバーを装着。見た目の迫力だけではなく、実用性を兼ね備えた装備だった。 さらに室内にも工夫が詰め込まれている。 2列目シートは愛犬用にカバーを装着し、3列目シートは思い切って撤去。そのスペースには輝オート製ベッドキットを組み込み、フラットスペースを確保した。そこには愛犬用のカートや飲み水、クーラーボックスなど、愛犬との外出に必要なアイテムを常備できるようレイアウトされている。
「もう愛犬仕様ですね」
その言葉通り、室内は完全に愛犬ファーストの空間へと生まれ変わっていた。
デリカだから実現できた「趣味」と「家族」の両立
迫力あるオフロードスタイルでありながら、中身は徹底したドッグ仕様。 それでもカスタムカーとしての存在感はまったく損なわれていない。
「ミニバンの大きさが良かったし、スライドドアは本当に使いやすいです」
荷物を積み込みやすく、愛犬の乗り降りもしやすい。そこへSUVならではの力強いスタイルと走破性が加わることで、この1台だけの個性が完成した。三菱 デリカD:5はアウトドアのためだけのクルマではない。 趣味も、家族も、そして大切な愛犬との時間までも1台で楽しめる……。そんな三菱 デリカD:5ならではの魅力を、この1台が教えてくれた。
