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「スズキ釣り」仕様のスズキ「フロンクス」とはこれいかに?「かわいい」を極めた「ワゴンRスマイル」は「土禁」仕様!?「ちまいる」のぬいぐるみ市販化希望!

スズキ フロンクス シーバス ナイトゲーム:都会の夜釣りをテーマにアウトドアとアーバンなイメージを両立

OAMの会場で注目を集めたスズキのコンセプトカー2台

西日本最大級のカスタマイズカーイベント「大阪オートメッセ2025(OAM)」が2025年27日(金)~9日(日)の3日間、インテックス大阪を会場に開催されました。出展社数が351社、展示されるカスタム車両は合計630台にものぼるOAM会場から、スズキのブースで注目を集めていた「フロンクス」と「ワゴンRスマイル」のコンセプトカーを見ていきましょう。

都会の夜釣りをテーマにしたフロンクス シーバス ナイトゲーム

インテックス大阪を会場に開催された大阪オートメッセ2025(OAM)。スズキのブースには1月30日の発表後、5日で受注停止となるほどの注文を集めた「ジムニーノマド」の姿こそまだなかったが、もうひとつの注目SUVである「フロンクス」や、マイナーチェンジを実施したばかりの「ワゴンRスマイル」をベースとしたカスタマイズカーが壇上に展示されていた。

この2台のカスタマイズカーを含むスズキブースは、「スズキ ブースト ガレージ」をテーマに、ユーザーの遊び心をブーストさせるものとなっていた。

スタイリッシュなクーペSUVスタイルと、充実の装備、そして買いやすい価格帯で一躍人気車となったフロンクスをベースとした「フロンクス シーバス ナイトゲーム」は、都会の夜釣りをテーマにアウトドアとアーバンなイメージを両立したもの。

ボディカラーは闇夜を思わせるブラック系からチャートカラーと呼ばれる蛍光イエローにグラデーションで変化しており、ホイールもそれに合わせて前後でカラー違いのものを装着。

足元はリフトアップとオフロードタイヤでアウトドアなテイストを与えつつも、泥臭さを感じさせない仕上がりとなっている。

フロントバンパー下部には牽引フックも兼ねたガードバーが備わり、国内モデルには備わらないルーフレールとショーモデル用に作成したルーフボックスが装着されたエクステリアは、このまま市販化を望む声が多そうなもの。

釣り竿のための格納式フックも

フェンダーアーチモールには釣り竿を立てかけておけるように格納式のフックが備わるなど、見た目だけでなく実用性もブーストされている。

なお、今回のシーバス ナイトゲームを制作するにあたり、スズキと同じく静岡県浜松市を拠点とする釣具メーカーの「メガバス」とコラボしたルアーを制作し、会場限定で販売も実施。用意された限定数は開場直後に売り切れる人気ぶりとなっていた。

ちなみにシーバスとは、魚のスズキをルアーフィッシングの対象にする場合に使われる呼び名であり、言うまでもなくメーカーのスズキとかけたネーミングとなっているのだ。

ワゴンRスマイルはヨーロピアン アンティークの世界観を表現

そしてもう1台のワゴンRスマイルは、「ヨーロピアン アンティーク」の世界観を表現し、「かわいい」をブーストさせるカスタマイズを施したもので、女性だけでなく男性からも「かわいい」と感じてもらえるような仕上がりとなっている。

ボディカラーは純正カラーのソフトベージュメタリックのように見えるが、ピンク系のラメを追加しており、光の当たり方でキラリとラメが光る個性的なもの。

エクステリアデザインも基本的な形状はベース車のままだが、専用のフロントグリルやオーバーライダー風の加飾をプラスすることでヨーロピアンな雰囲気をプラスしているのもポイントだ。

そしてインテリアではシート表皮やシートベルト、フロアカーペットまでもが変更されており、フロアカーペットにはベロア調の生地を使うことで、靴を履いたままでは乗り込むのを躊躇してしまうような世界観を演出しているほか、車内には新型となったワゴンRスマイルのマスコットキャラクター「ちまいる」のぬいぐるみも鎮座。

こちらのぬいぐるみは現時点では非売品とのことだが、すでにキーホルダーなどは商品化されているため、反響次第では市販される可能性もゼロではないとか。

そのほかステアリングやシフトノブにはエクステリアに与えられているアクセントと同デザインの刺繍のような装飾がプラスされた表皮が与えられており、より特別感あふれるものとなっていた。

こちらの2台のカスタマイズカーはあくまでコンセプトモデルであり市販化の予定などはないとのことだが、フロンクスのルーフレール仕様車は海外に存在しているようなので、一部のアイテムは追って導入される可能性もゼロではなさそうだ。

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