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鳥●族公認!? 族車仕様トヨタGX71型「チェイサー」降臨! アソビ心全開のオバフェン・デッパの日本独自のカスタムカーに海外ファンの注目集まる!

トヨタ GX71型 チェイサー:公道仕様として走れることを前提に車高調キットで調整

海外勢も驚愕したGX71型チェイサーの全貌とは

何はともあれ、クルマ好きの好奇心をくすぐるのが「族車」です。海外ではアート感覚に富んだクルマとして称えられ、大阪オートメッセ2025(OAM)の会場には海外から数多くのカスタムカーファンが集まっていました。そんな海外勢がとくに注目していたのが日本の旧車や族車です。今回は、海外ウケ最高の鳥貴族仕様のトヨタGX71型「チェイサー」を見ていきます。

日本独自の族車カルチャーが世界を熱くする

仲間同士でカスタムを競い合い、互いに切磋琢磨する中で洗練されていった「族車」の改造手法は、日本の改造カルチャーの中でも異端的な存在。日本独自のスタイルとして確立され、海外でも大きな話題を呼んでいる。

ここで紹介する黄色いトヨタGX71型「チェイサー」も、族車としての存在感を放つ1台だ。オーナーのAさんいわく、

「大好きな黄色にオールペンした姿を見た瞬間にひらめき、鳥貴族のキャラクターのトリッキーを入れてみました」

とのこと。カスタム好きの心をくすぐられる、遊び心あふれる仕上がりになっている。

公道を駆ける悪ノリカスタム

街道レーサーとして、GX71型チェイサーを徹底的にカスタムしている。フロントスポイラーには、純正バンパーに合わせて加工を施したジャパンレース用スポイラーを装着。さらに延長デッパ仕様にすることで、迫力のあるフロントフェイスを演出している。通常ならフロントグリルやヘッドライトも交換するところだが、Aさんはあえて純正のまま残すことで独自のこだわりを貫いている。

サイドはサバンナワークスオーバーフェンダーにくわえてヤマト製サイドステップをセット。リアバンパーもヤマト製を装着し、トランクには巨大なセブンパネをセットすることでアピールしている。テールランプは純正のままだが、昭和のカスタム車らしくスモーク仕様にしているのがポイントだ。

車高はもっとベタベタに下げられるが、公道仕様として走れることを前提に車高調キットで調整。タイヤは定番の14インチ引っ張りで、ホイールはスターシャークを選択し、サイズはフロント10J、リア12Jのド迫力サイズを履かせていた。

不良が好むクルマとして悪ノリ全開で仕上げた鳥貴族仕様のGX71型チェイサー。キャラクターをよく見ると左右で微妙に違っていて、運転席側はヤンチャなグラサン&リーゼントなトリッキーになっていたのが印象的だ。「こういうノリは嫌いじゃない」というカスタム車好きはきっと多いはずだ。

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