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従妹のホンダEG型「シビックEL」を1.5L&5速MTに換装!USDMからRS仕様へと今なお進化中

ホンダ シビックEL:ヘッドライトやコーナーランプも変更されている

初代RS仕様を目指してあえてVTECではなくSOHCを選択

従妹から譲り受けた1995年式ホンダEG型「シビックEL」を、自分の手で理想の形へと育ててきた“DjaDさん”。USDMスタイルから始まり、現在は1.5Lデュアルキャブ+5速MTに換装するなど、初代シビックRSをイメージしてカスタマイズを続けています。エンジンチューニングやホイールの加工、ボディやインテリアの変更に至るまで、“DjaDさん”のこだわり満載で今なお進化を続けています。

譲り受けてから激変!エンジンからホイールまでオーナーのこだわり満載

「従妹から譲り受けた当初はUSDMの灯火類を入れたりだったんですが、お世話になったショップに1.5Lのデュアルキャブと5速ミッションがあったので、1.3Lシングルキャブから載せ替えました。あえてVTECではなく、初代シビックRSのイメージでSOHCのD型エンジンで行くのをコンセプトにしています。それで、無限RSみたいな感じのエンブレムを作ったりもしています」

エンジン換装後、吸気系をデュアルキャブからFCRキャブに変更し、排気系は5ZIGENのエキマニにサードのスポーツ触媒などをセット。点火系はMSDや永井電子のウルトラシリコンパワープラグコードなどに変更し、駆動系はクロモリのフライホイールやクランクシャフトプーリーで軽量化が行われている。今後はエンジンのOH(オーバーホール)と共に、1.6L用のハイコンプピストン、コンロッド、クランクシャフトを取り寄せ中だという。まだまだエンジンに関してはやりたいことがたくさんあるようだ。

「ボディパーツは、海外でしたらまだあるにはあるのかな? という感じですが、エンジンパーツはマイナーなユニットなんで(国内の)純正部品は全然出てこないです。でも、このSOHCは逆に海外の方がたくさんあったりするんですよ」

足まわりに関しても、ラルグスの車高調、前後ピロアッパーのアームを装着。ブレーキは、フロントがキャリパーとディスクを変更し、リアはドラムブレーキカバーを初代インサイトの純正OEM品であるアルフィンドラムに変更している。ホイールは無限製だが、こちらにも手が加えられている。

「15インチは変わっていないんですけど、リバレルして6.5Jか7.5Jくらいになっています。元々は2ピースで、ディスクは鍛造でリムが鋳造なんです。リムの外側を全部削り取って、アウターリムを海外から取り寄せて3ピース化してあるんです。それで外側がさらに2インチ増えた感じです。ただ、ブレーキキャリパーが少しぶつかってしまうので、スペーサーをフロントに6mm、リアは3mm入れています」

後席を外してオーディオをインストール

ボディにはスプーン製のフロントバンパー、フェンダー、ボンネットが装着され、各部のスムージングが行われている。インテリアは、バケットシート、モモステ(MOMOステアリング)、マイルメーターへのコンバート、irpショートシフターなどが装着されている。以前は、内装をドンガラにしてロールケージを組んでいたそうだが、現在は2シーターに構造変更し、JBLのユニットとヘリックスDSPなどでオーディオシステムが組まれている。

「ロールバーを入れるときに内装に穴を開けたくなくてドンガラにしたんですけど、ロールバーを外して元に戻してオーディオを組んだ感じです」

今後の進化にも注目したい1台だった。

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