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彼女の愛車は日産「ローレル」!20代女子がハマったネオクラセダンのVIP仕様

日産8代目ローレル:日産「ローレル」メダリストとオーナーの石川優華さん

他の人と車種もカスタムも被らないところがお気に入り

2025年11月30日に千葉県長生郡にあるロングウッドステーションで、自動車雑誌VIPスタイル主催の「VIPスタイルミーティング」が開催されました。集まった約200台は、厳ついスタイルを主とする「VIP」というカスタムしたセダンばかり。どちらかといえば男性中心のイメージが強いですVIP仕様のセダンですが、そんなイベントにいた愛車を自分色に染めていく女性オーナーさんのこだわりをご紹介します。

日本初のハイオーナーカーとして登場した初代ローレル

日産「ローレル」は、日本初のハイオーナーカーとして1968年に初代が誕生した。ひとつの車種でセダン、クーペ、ライトバンと、さまざまなボディスタイルを用意することが一般的だった時代に、ラインナップはセダンのみで登場。シャシーをC10型スカイラインと共通化することで、大衆車ブルーバードよりも上級、法人所有が一般的だったセドリックよりは個人向けに。これが「ローレル」が生まれた当初の立ち位置だった。

その後の進化する過程で、ライバル車の登場によりその立ち位置も曖昧に。結果的には8代目C35型をもって2003年に生産が終了したのだった。

C34セドリックを探していたがいとこのひと言で方向転換

今回ご紹介するこのC35型「ローレル」のオーナーさんは、明らかに愛車よりも若い石川優華さんだ。購入してまだ1年目というネオクラ初心者ではあるが、なぜ20代前半の彼女が、この時代の車両に興味を持ったのだろうか。

「私のまわりでは、弟がC34型のグロリア、いとこはC32型のグロリアと、同世代がネオクラに乗っているのです。そんな環境にいたことと、弟が大好きな私は、それならばC34型のセドリックに乗ろうと思って車両を探そうとしていました。あるときそのいとこに、『オマエはローレルのほうが似合っているよ』と突然言われまして。その理由も、ローレルがどんなクルマかもわからないまま、気になる存在になってしまったのです(笑)」

20歳代という同世代の血縁関係者が、揃って1990年代から2000年代初頭のネオクラ車にハマるという奇跡。これには、もともとセダン好きでVIPという改造文化を楽しんでいた父親の影響が強いのだそう。

「父はC33型のグロリアに乗っていましたね。それが当たり前の環境だったので、私も免許を取ったら絶対にセダンに乗りたいと思っていたのです」

ドリフト車ではなくVIPセダンな雰囲気を目指したい

親と一緒に見つけ出したこの「ローレル」は、当初はノーマル状態だった。細かい知識はなかったけれども、見た目が気に入ったので購入を即決。それからは、思い描く自分のカスタムの方向性を目指して、少しずつ変化を続けている真っ最中なのだ。

「C35ローレルは、VIPというよりもドリフトのイメージが強いと思うのです。現在購入できるパーツも限られているのでいろいろと大変ですが、私が目指したいのは完全にVIP! ベース車としては珍しいので、周りの人と見た目が被らないスタイルを目指せたらと思います」

現状はエアロを装着し、足まわりを変更したのみ。しかし、そのエアロ選択にも、ドリフト車のような雰囲気ではなくVIPになるように意識しているそう。ホイールに関しては、現在ですでに3セット目のチョイス。この当時物シュティッヒは、これを大切に保管していた知人から「C35ローレルに似合うんじゃない?」と受け継いだ思い出深い一品だ。

今後はエアロをワンオフでも作ってみたいと話していた石川さん。20歳代のネオクラ乗りが増える背景には、やはり父親から受け継いだ「英才教育」があった。

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