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ユーノス「ロードスター」がUS感漂うローダウン仕様に! スズキ「カプチーノ」を手放すもオープンカーへの想いが捨てきれず…予備のエンジンも準備済み

ユーノス ロードスター:リアバンパーはサイドマーカー付の北米純正パーツに変更

マイチェン前のテンロク・ロードスター

初代ユーノス「ロードスター」の登場は、1989年9月。直列4気筒DOHC 16バルブ、排気量1600ccのエンジンを搭載し、発売されました。その後、1993年のマイナーチェンジで排気量は1800ccへと拡大。その結果、2代目も1800cc、3代目は2000cc。そして、現行型となる4代目は1500cc、ロードスターRFには2000ccが搭載されています。今回紹介するUSらしさが漂うクルマは、1993年式。つまり、マイナーチェンジ前のテンロク車です。

泣く泣く手放したスズキ カプチーノ

初代ユーノス「ロードスター」のオーナーの堂本 悟さんが愛車を入手したのは、2024年6月ごろ。それまで所有してきたスズキ「カプチーノ」に大きな不具合が発覚したことが、ロードスターを手に入れるきっかけとなった。

「カプチーノは6~7年ほど所有していました。これに乗ったことで、オープンカーの良さに気づいたのです。でも、私の愛車のフロアに大きな穴が開いていることが判明しまして。その部位は何らかの理由で穴が開くような状態だったようですが、それを隠すように修理されていたのです。それを知らずに購入して乗り続けていった結果、その傷が後々判明。修理代もかさむため、泣く泣く手放しました」

堂本さんはその修理を断念するも、諦めることのできないオープンカーへの思い。そして昔からの憧れであり、実際にドライブした際の開放感などをもう一度体験したいという思いから、ロードスター購入へと踏み切ったのだそうだ。

アメリカを意識したオシャレなローダウン仕様

堂本さんの愛車には、さまざまなカスタムが施されている。

エアロはブランドをミックスして装着。フロントがガレージベリー、サイドステップとリアカナードはトヨシマクラフト。サスペンションはテインのフレックスZ。ホイールはレイズのボルクレーシングTE37の8Jをチョイス。

マフラーはアイスタイリング、バックミラーはラナバウト、モモのステアリングに、ジャスパフォーマンスのシフトノブ。さらに、北米仕様のスカッフプレートと「MIATA」のリアエンブレムなど、日本と海外のブランドを混ぜて、今風のオシャレなスタイルを完成させた。

このスタイルは、北九州市八幡区にあるカーショップ、T-Projectのアドバイスによるもの。ロードスターを中心にどんな車両でもオーナーに合ったカーライフのサポートをしてくれるそうで、ずっとお世話になっているのだそうだ。

「部品取り用のエンジンもすでに1基手に入れていますし、マツダも復刻部品を販売してくれているので、安心して乗り続けることができるのがありがたいですね」

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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