強度を確保した肉抜きでグラム単位の軽量化を実施
軽さや剛性といったホイールに求められる性能は当然として、上質なデザインも高く評価されているレイズのボルクレーシング。2025年春には、さらなるアップデートを遂げた「CE28NプラスSL」が登場を控えています。早速詳細をお伝えします。
(初出:SUBARU MAGAZINE Vol.056)
最大400グラムの軽量化に成功
ボルクレーシングで最強の剛性を誇る「TE37」に対し、最軽量を旗印として誕生した「CE28N」。その派生モデルである「CE28Nプラス」は、軽量性は確保しながらも、重量増加やハイパワー化が進む現代の車両に対応するため、強度と剛性面を大幅にアップさせた、まさに究極の軽さと強さを両立するワンピースである。そんなCE28Nプラスが2025年、さらなるアップデートを遂げるための準備をしているという。
それがこの「CE28NプラスSL」だ。あらためて「軽量性の徹底」へと回帰したのがその特徴。各部の肉抜きなどを進めることで、CE28Nプラスからさらに最大400gの軽量化に成功。シリーズ最軽量のハイパフォーマンスモデルだ。
センターサークル部はダイヤモンドカット仕上げで、これはグラム単位での軽量化を狙うためのSLモデルならではの処理。さらにスポークの根元にも切り欠きを施して重量を削り、リム側やスポーク裏など可能な部分にはすべて肉抜きを施している。もちろん強度と剛性とのバランスにも配慮されており、CE28Nプラスが持つ強さはしっかりと踏襲。SLモデルのシンボルであるスポークのステッカーも採用される。
現在はまだ開発段階のため詳細なスペックやサイズラインアップは不明だが、17インチと18インチのリリースが予定されているようだ。
■VOLK RACING CE28N-plus
【SIZE & PRICE】
17インチ(7J〜9.5J):9万5700円〜10万5600円(消費税込)
18インチ(7.5J~11J):10万4500円~11万7700円(消費税込)
【COLOR】
ダイヤモンドダークガンメタ(MM)、シャイニングブロンズメタル(SZ)、ブロンズ〈アルマイト〉(BR)
【問い合わせ】
レイズユーザーダイヤル TEL:06-6787-0019
https://www.rayswheels.co.jp/
