アンティーク調内装で魅せる!プロボックス最新カスタムが個性を放つ
いつも見かける無機質なビジネスバンのバックドアを開けた瞬間、まるで北欧のコテージか、こだわり抜かれたオトナの書斎のような温もりある空間が広がっていたら、誰もが新鮮な驚きを覚えるはずだ。現在、クルマ好きの間で新しいライフスタイルの提案として熱い視線を集めているのが、トヨタ「プロボックス」をベースにしたインテリア主体のカスタムである。岐阜県本巣市の「ARMTH(アームス)」が手がけるコンプリートカー「PLAY-BOX(プレイボックス)」は、毎日の移動を極上の趣味時間へと変える、圧倒的なクオリティの内装コーディネートを見せつけてくれる。
4分割構造のラゲッジマットと木製ラックで理想の秘密基地を構築する
アームスが提案するインテリアカスタムの核心は、広大な荷室を最大限に活かした「木製リアカーゴシステムキット」の完成度の高さにある。荷室の両サイドには、機能美を追求したオリジナルデザインの木製リアカーゴラックが整然と配置されている。
単に荷物を並べるための棚ではなく、キャンプギアを機能的に収納したり、車中泊時のお気に入りの小物をディスプレイしたりと、まさに自分だけの移動秘密基地を仕立てるための極上パーツだ。さらに、ラゲッジスペースにぴったりと敷き詰められるベッドマットには、画期的な「4分割構造」が採用されている。
一般的な大判の1枚物マットとは異なり、リアシートを起こして日常使いの商用バンに戻したい時や、マットを一部だけ片付けたい時に、ラゲッジスペースの片側にパパッとコンパクトに収めることができる。この高い実用性を考慮したスマートな設計こそが、現代のバンライフユーザーに刺さる合理的なポイントだ。
アンティーク調の室内装備と計算された配色で極上の居心地を演出する
このインテリアに一歩足を踏み入れて感動させられるのが、商用バン特有のチープさを完全に払拭したトータルコーディネートの手腕だ。運転席と助手席には、アンティーク調のシボ感豊かな生地を使用した特製シートカバーが装着されている。
カラーバリエーションは、落ち着きのある「ブラウン」と、車内を明るくファッショナブルに演出する「キャメル」の2種類を用意した。さらに、単色ではなく「黒×ベージュ」や「黒×ブラウン」といった、センスあふれる2トーン仕様のカラーコーディネートも選択可能となっている。
また、フロントシートの間には、アームレストとしての快適性と、上下2段に分かれた大容量の小物入れ、さらに機能的なドリンクホルダーを備えたオリジナルのセンターコンソールが鎮座する。これもシートカバーのカラーや生地感と完璧にリンクするよう設計されており、前席に乗り込んだ瞬間から、これから始まる特別なクルマ旅への期待感を高めてくれる上質な空間が構築されている。
木製パネルと機能的ギミックで車中泊の快適性を限界まで引き上げる
さらに細部へ目を向けると、アームスらしい細やかな配慮が随所に散りばめられていることがわかる。荷室の左右の窓部分には、プライバシーを保護しつつウッドの温もりをプラスする「サンシェードパネル」が運転席側・助手席側のそれぞれに設定されている。
バックドアの内側にもお揃いの「リアゲートパネル」が奢られており、バックドアを開けてクローズドスペースにした際にも、統一感のある美しいウッドの世界観に包まれる設計だ。天井部分にはロッドホルダー(釣竿固定具)もスマートに装着され、趣味の道具を機能的に美しく収納できる。
頑丈で壊れず、荷物が日本一積みやすいプロボックス。その無類の使い勝手の良さはそのままに、内装を自分だけの贅沢なウッド調アンティーク空間へと仕立て直すこのアプローチは、まさに現代の大人たちに贈る最高の「贅沢な隠れ家」の提案だ。仕事の道具を詰め込むためだけだった空間が、お気に入りのコーヒーを淹れて静かに過ごすための極上のオアシスへと生まれ変わる。ガレージでバックドアを開けるたび、そして見慣れた景色の中でシートに身を委ねるたびに、クルマを所有する本当の歓びとロマンが胸いっぱいに満たされていく。
