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メルセデス・ベンツ「190E」を懐かしい「オッサンっぽいクルマ」に! 決め手はコーナーポールとロリンザーホイールでした

「オッサンっぽい」けど見る人が見たらわかるカスタムが信条

2023年12月3日(日)に神戸メリケンパークで開催された「AUTO FASHION import REAL powered by AUTO MESSE」。同年9月3日に同場所で4年ぶりの復活をとげ開催されたこのイベントの会場で、メルセデス・ベンツ「190E 2.3 16V」のオーナーに詳しくお話を伺いました。

2年前に手に入れた190EのMTモデル

2年程前にメルセデス・ベンツ「Eクラス」(W212)から、1989年式190E 2.3 16Vに乗り換えたというHISAさん。乗り換えのタイミングで190Eを候補とし「ATでもMTに載せ替えればいいかな」と考えていた時に、MTの出物があり購入を決めたという。購入当時は基本的にノーマルでW212からの乗り換えでも、MTの運転の楽しさと軽さもあり「思ったよりも遅くない」という印象を持ったそうだ。

足まわりは車高調+ロリンザーのホイール

基本ノーマルで購入した190Eだが、手元に届いた後に自分好みのカスタムに着手。話を聞いてみると190Eの基本的なシルエットは崩さずにローフォルム化し、ホイールなどのパーツセレクトにこだわっているようだ。

「W212の時にエアサスにしていたんで、今回は車高調でもいいんちゃうかなと思いました。予算の問題もありますけど。車高を下げるとやっぱり純正の触媒とかが結構飛び出したので、そこを全部ストレートにしてもらって、もともと付いてたレムスのタイコだけ使って出口を作り直してマフラーを上げています。今は普段使いも考えて、逆に車高をもうちょっと上げようかなとも思ってます。EVO I 用のリップを付ける前は、横から見た時に前だけ上がって見えちゃうので、シルエットとしてもう少し下げておきたかったんですね」

「ホイールはずっとBBSのRFとかRSとかで迷ってて、実際RSを買って準備はしていたんですけど、ロリンザーのRSKを見た時にやっぱこっちかなって。で、見た目がちょっと汚かったんでリムだけ磨いてもらって、ピアスボルトを黒にして。ステアリングもたまたまロリンザーを持っていたんで、それを着けています」

もう少しタイヤサイズにこだわりたい

ボディ関連はリップスポイラーを装着した以外はほとんど手を入れていないそうだが、あえて当時のコーナーポールを装着。これはボディとパンパーの隙間から生えているという当時のポールの形が良かったという理由と、「スポーツモデルなんですけれど、オッサンっぽいクルマ」に演出することで、「見る人が見たらこれはやってるなっていうのがわかるクルマ」にしたかったからだそうだ。

ところで2000年代のモデルから1989年のモデルに乗り換えたわけだが、苦労している点などはないのだろうか?

「OEMも含めて部品も意外とまだ供給されているので、すごく助かっていますね。壊れたって言っても、今の技術でなんとかなるんで。故障ばかりで乗れへん時間もあるのかなと思っていたんですけど、そんなこともなかったですね。今後はさっきも言いましたけど車高を上げてから、タイヤサイズをもうちょっとこだわってみようかなって考えています。フェンダーはそのままでギリギリまで太くしようかなという感じです」

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