オートメッセ出展にイベント総合優勝
愛車が与えてくれた「充実した1年」
すべてに手を入れたと言っても過言ではないエクステリアは、どの角度から見ても美しい。
特に真横から見た姿は格別。そしてスーパーカーが好きな人であれば、ブリスターのモチーフがランボルギーニ・アヴェンタドールであることが容易に想像できるはずだ。
- エアロはJOBデザインに巻き換え。フロントは6cm短縮し、開口部の幅なども作り直しているが、JOBデザインの面影を残したのがこだわり。リップは別体で作り、前方に伸ばして威圧感をプラス
- 純正のナンバーポケットが攻撃的なスタイルにしっくり来ず、モールをなくして作り直した。プレスラインも追加して、リアフェンダーからの流れを繋ぐ
一番見てほしいのが、リアリティを追求したリアフェンダー。実車の雰囲気に近付けるべくフロントドア先端まで鋭く伸ばし、別体風パネルの奥に潜むダクトは実際に穴を開けている。
このダクトを目立たせたいから、フロントフェンダーのダクトには穴を開けていない。そして左右対称にしたいから給油口を埋め、リアのドアノブもスムージングしてクーペ風に演出した。
「昔東京に遊びに行った時、偶然街中を走るアヴェンタドールを間近で見たんです。あの時の衝撃がずっと忘れられず、本物は絶対に乗れないからクラウンをベースにアヴェンタらしい雰囲気を再現してみました」。
造形の自由度が高いFRPの方が作りやすいのだが、強度や完成度を考慮して鉄板で製作。鋭さと滑らかさが共存したラインを出すのは至難の技で、経験豊富なガレージエクセレントだからこそ実現した芸当だ。
ボディカラーはセダンでは珍しい水色で、ベースはBMW・M4に採用されたヤスマリナブルー。この色の選択も、実はアヴェンタドール意識したからだ。
「リバティウォークの水色アヴェンタに影響を受けました。パールを多く加えて輝きを強めています」。
納得が行かずに作り直した最新仕様のリアバンパーは、JOB+クールレーシング86用。奥行きのあるディフューザーが、スーパーカーテイスト漂うブリスターに良く似合う。
- リアの出幅は13cm。後部の深いえぐりは、実車にはないアレンジ。そのリアのワイド感を強調させるため、フロントの出幅は3cmと小振りに製作。足まわりは実用性重視でカズサスを採用
- 昔から欲しかったが高価なため買えず、やっと履くことができたエクイップE05。ブレーキは海外メーカーのナシンを選んだ












































