「LS乗りの手本になるような一台を作りたい」
エアロやフェンダー、ボンネットなどボディのほぼすべてに手を加えても、ボディカラーは純正ブラックを貫いている。違う色にすればイメージがさらにガラッと変わるし、イベントでの注目度も高くなる。
「他のクルマを見ると刺激を受けてしまいますが、高級車らしさを主張したいからボディはやっぱり黒」。
- 純正の良さを崩さないように、鉄板溶接でワイド化したフェンダー。アームを追加してハの字を効かせた
- フェンダーダクトにグラデーション塗装を施す
- ホイールはグノーシスFCV03に変更。人気のブラッシュドを避け、バフフィニッシュを選ぶ
- アクセントとして入れたリヤドアのプレスダクト
それは内装も同様。部分的に赤と黒で張り替えて華やかに仕上げているが、純正のウッドパネルはあえて残す。高級車と言えばウッド、それも譲れなかった。
さらに至れり尽くせりの機能が付いた電動本革シートを外し、レザーで張り替えたレカロのセミバケットシートを搭載してスポーティなムードも高めている。
- ダッシュ周りは純正の良さを生かす。オーディオも純正マークレビンソンがお気に入りで、あえて手は加えていない
- シフトゲート周辺は赤のアルカンターラ張り
- レカロのセミバケットシート「SR3」の表皮を張り替え装着。リクライニングは手動になったが、スポーティな視覚効果は非常に高い
- 灰皿を加工し、NOSのスイッチを設置
- ドア内張りは純正の黒革で張り直し、赤アルカンターラのラインをプラス
振り返ってみると、もうイジる余地がないほど完成度を高めたLS。しかし、進化はまだ終わらない。
「これからもっと増えるであろうLSオーナーの、目標となるようなクルマを作っていきたいです」とオーナー工藤クンのLSへの想いは尽きない。
(TEXT:VIP STYLE編集部)
- 立体感に満ちたリヤバンパー。今回R35GT-R用のチタン出口を加工した、ワンオフ4本出しを投入
- ボディサイドのプレスラインと繋げ、さり気なく角度を付けた3分割のウイングもワンオフ































































