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【チューニングカー今昔物語】レース用パーツからストリート用への対応

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【ブレーキ】エンドレス

制動性能だけでなく環境性能もプラス

1990年代前半までのブレーキパッド材料の主流は「アスベスト」だった。
ところが、1995年ごろよりアスベストが環境や人体に与える影響が問題視されるようになり、エンドレスではいち早くこれを全廃し、ノンアスベスト製の開発に着手したのである。28

当初は、多くの問題を抱えていたようだが、数多くの「トライ&エラー」を繰り返すことでバランスのとれた製品の開発に成功し、商品化する。
さらに、1992年にはブレーキダイナモメーターを導入し、開発スピードを飛躍的にアップ。
このように、ブレーキチューニングもここ20年で大きく変化しているのだ。29

近年はパッドだけでなく、ローター、キャリパーも含めた三位一体のシステムで、ブレーキ容量を総合的にアップさせることで、性能向上させることを推奨しているという。最近はカーボンローターにも着手し、さまざまな可能性も探求している。

 

エンドレス http://www.endless-sport.co.jp/

【サスペンション】テイン

レース部品直系からカスタマイズ部品へ

1995年に実施された規制緩和まで車高調は一部のマニア向けのハードなチューニングパーツで、一般公道での使用は禁止されていた。
しかし、規制緩和以降は、誰もが気軽に買える、合法的なカスタマイズパーツへと変化したのだ。
これを機にユーザーからの要望も大きく変化し、硬い、乗り心地が悪い、作動音が出る、数年で錆びてしまう…などが一切許されなくなり始める。31

このような要望に対応するため、テインは品質、性能の向上を徹底的に追求。
例えば乗り心地ひとつとっても、20年前の製品と比較すると、バルブなど内部構成部品は50%以上が大幅に設計変更され、現在の純正よりも乗り心地の良いセッティングと、作動音のない快適性の実現を可能にしている。33

さらにテインでは、車両の加減速G、コーナリングG、車速を瞬時に感知して、常に走行状況に合わせた最適な減衰力に自動調整する、電動減衰力コントローラのEDFC ACTIVE PROを発売。
街中で求められる常に上質な乗り心地から、タイムを削るセッティングまで、多くのジャンルに対応した製品をリリースしている。

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