「エンジンを乗せ換えて でも乗り続けたい宝物」。
ブリスターフェンダーを作って欲しい。そう古川サンに言われた時、ゴマガレージの小澤サンは本当に嬉しかったというが、プレッシャーはなかったのだろうか。
「経験豊富なショップの方を、満足させるものを作らないといけない。逆にやり甲斐を感じましたね」と小澤サン。
- フロントは純正のラインから膨らませたような、デザイン性の高さで魅了。「絞り具合にこだわって、重たく見えないように気を使いました」と小澤サン
- ホイールは鍛造×3ピースのプレミアムな逸品、TWSエクスパーEX-fB。以前KCスタイルの古川サンの妻・めぐみサンのフーガに履かせていたものだ。古川サンは、想いが詰まったこのホイールを中村サンのクラウンへと継承させた
- リアはブリスター+オバフェン。 「いつも作るフェンダーよりも裾の絞りを抑え、ドッシリさせました」と小澤サン。こういう作りはあまり経験がないという。
KCスタイルの古川サンは何回も静岡県のゴマガレージに足を運び、実車を前に小澤サンと話し合いながらアーチの上げ幅やラインを煮詰めた。
結果的に良い意味でどちらのショップっぽくない、新たなカタチが生まれたことは大きな収穫だった。
- ヘッドライトは5色に変化するアクリルがポイント
- 給油口とリアのドアノブを見ると、ボディのワイド感がさらに伝わってくる
そしてフェンダー以外はKCスタイル古川サンが手腕を発揮。
得意のニコイチで獰猛な雰囲気を与え、200系クラウンオーナー時代に買って持っていたパーツもフル活用。そしてボディはブラッシュド調フィルムでラッピング。まさに三位一体の力で生まれ変わった姿を見て、オーナーも大感激。
「このクラウンと嫁サンのフーガは大事な宝物。もしエンジンが壊れても、載せ換えてずっと乗り続けたいです」と中村サンは語る。
- 山口県 中村 孝晃(43) 射手座・A型・VIP歴10年・配管業 クラウンとフーガのために、カーポートを新設したそう。大事にしたい想いが伝わってきます。「次はブレーキと内装、オーディオをやりたいです!」
- VIPスタイル2016年7月号(交通タイムス社刊・毎月26日発売)
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