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斬新な発想が満点!エンジンからモーターに乗せ換えた電気自動車13モデル

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TEXT: 諸星陽一  PHOTO: 諸星陽一

【Twin-EV】

「Twin-EV」は櫻星超能電池と東京自動車大学校との共同制作。一般的にEVコンバートはマニュアルミッションモデルをベースに行うが、このスズキ・ツインはATモデルがベースだ。あえて難しいと言われるAT車とのマッチングに挑戦した意欲作。見事にクラス3位入賞を果たした。

 

【EVロードスター】

東京マツダの有志によって結成されたEVプロジェクトチームによって製造。この「EVロードスター」は、リチウムイオン+ブラシ付きDCモデルだ。かつてマツダのディーラーからは、マツダスピードが生まれ、そしてそれがル・マン優勝への第一歩となった。そのスピリットを感じるプロジェクトといえそうだ。

 

【GTO-ツインバッテリー】

三菱GTOをベースに軽量化に挑戦したという「GTO-ツインバッテリー」。新車発売当時には、前軸荷重が1トンもあると言われたモデルをどうカスタムしたのか興味津々で見させてもらうと、ボンネット内はドンガラ状態に。すなわちバッテリーなどはすべてトランクに搭載され、ブラシ付きDCモーターはフロア下に収められていたが、カバーがなく回転部分が露出していること言うことで、今回は残念ながらデモ走行のみとなった。

この時点では車両は未完成だったが、完成後は非常に楽しみな1台だと言えよう。

 

【自動運転カート】

今回で第3回目となる自動運転カートによるタイムアタックが行われた。
前回までは担当者がカートに寄り添ってコース上を歩く姿が受けられたが、今回はピットエリアから出たのは起動スイッチを入れるのみが目的。

ちなみに、GPSに制御で進化。81号車は約11分半、平均時速約5.5km/hでコース1周を達成し、82号車は残念ながらコースアウトでリタイヤとなってしまった。

 

【TSF-18E】【KF-04EV】

「何でもEV展示」には2台のバギーのようなモデルが展示され、デモンストレーション走行も披露された。このモデルは「学生フォーミュラ」と呼ばれるもので、自動車関連が学校や大学などで、実習ために制作されたフォーミュラマシンである。

ゼッケンE-13のトヨタ東自大の「TSF-18E」は快調に走ったが、ゼッケンE-7のKURAFT「KF-04EV」は、1コーナー先で停止、リタイヤとなってしまった。

 

【KPCEV-07】

「何でもEV展示」には栃木県立鹿沼高校物理部が製作した「KPCEV-07」はキックボードのようなスタイルの折りたたみ式EV。ブラシレスDCインホイールモーターを採用、バッテリーはなんとパナソニック製のエネループを使用した。
使わないときは折りたたんで持ち運びもできるそうだ。

 

【ツインモーターキッズERK】

日本EVクラブでは子供向けのプロジェクトとして子供向けの電動カートを使った勉強会を行っている。そうしたなかで生まれたモデルがこの「ツインモーターキッズERK(エレクトリック・レーシング・カート)」。
レーシングカートもゴーカートも、リヤのシャフトは1本で左右輪は結合されているが、この「ツインモーターキッズERK」は、左右輪を分離それぞれにモーターを取り付けている。モーターを並列に接続することで、コーナリング時のトラクションも上手に稼げるという。また、リヤ左右がつながっていないことでハンドル操作もビックリするぐらいに軽くなっているという。

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