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走破性より「大事なこと」とは? キャンプ行くならSUVより「ミニバン」がオススメなワケ

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

荷室が広いメリットはまだまだある

 デリカD:5でキャンプを楽しむ家族に、その理由を聞いてみたところ、3列目席を格納しているのは当然として、やはりSUVよりミニバンのほうが明らかに荷物の積載量に余裕があり、ルーフボックスなどに頼ることなく、2列目席以降の広大な空間に、家族5人分のキャンプ用品を積み込めるからだという。ミニバンのラゲッジスペースならサクサクと荷物を搭載することができる 加えて、例えばその翌日もそうだったのだが、撤収直前に突然の大雨。そんな時、テントなど多くの荷物をずぶ濡れになる前に、一目散にクルマに積み込まなくてはならないのだが、車内の収納スペースがたっぷりしていると、とにかくガンガン積み込むことが可能。これがSUVのラゲッジスペースに限定されると、パズルのように積み込む必要があったりして、時間がかかり、大変なんだそうだ。SUVのラゲッジスペースはパズルのように荷物を入れ込んでいかないといけない キャンプにミニバンで訪れるメリットはそれだけではない。かつて、山間部のキャンプ場を訪れたときのことだ。晴れのち曇りの天気予報のはずが、天気の変わりやすい山間ということもあって、突如、急変。豪雨に見舞われたのだ。

 そのときはボックス型ミニバンで訪れていたのだが、テント内での避難はあきらめ、ミニバンの車内を急いでフラットにアレンジし、お座敷にして寛げたのである。なんとなれば仮眠も可能で、雨が上がるのをのんびりと待つことができた。結果、豪雨が収まるまで数時間を要したのだが、ミニバンで来て本当に良かったと、心底思えた思い出である(大きなバッグドアは日よけ、雨宿りのためのひさしにもなる)。

「走破性に特化したミニバン」を選ぶのが文句なしに正解

 話をスターキャンプに戻すと、デリカD:5はご存じのように、アウトランダーをベースにした、”ミニバンの皮を被った本格SUV”と呼べる、悪路にもめっぽう強いミニバンだ。もし、整備されたキャンプ場ではなく、石がゴロゴロしているような悪路の先にキャンプエリアがあるような特殊な場所でも、ただの乗用ミニバンとは違う最低地上高、高度な4WDシステムによって、たじろぐことなくたどり着けるのだ。三菱デリカD:5ならどこに行っても文句なしの性能を誇る

 キャンプを、冒険心をもって楽しみたい「悪路上等!」な人なら、ただの2WDミニバンより、4WDミニバン、そしてデリカD:5のような走破性に特化したミニバンを選ぶのが文句なしに正解である。

 ちなみに最新のデリカD:5は走行性能が驚くほど軽快かつ上質で、山道を安心して飛ばせるほどの安定感、フットワークの良さを備えている。中古車であれば、2018年11月のビッグチェンジ以降のクリーンディーゼルモデルを選ぶこと。デザイン、走行性能はもちろん、装備、先進機能などが飛躍的に進化しているからだ。

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