油断すると悲劇を招く! 水辺のキャンプならではの「注意点」とは (2/2ページ)

その3:ダム・湖

 湖やダム湖の場合、水辺から急深になっていることも多いので立ち入るのは危険です。釣りやボート遊びをする場合には子どもだけでなく、大人もライフジャケットを装着すること。ライフジャケットを選ぶ場合には動きが邪魔にならない、インフレータブル式(膨張式)のアイテムを選ぶのも賢い方法です。

 ボートから転落した場合には左右方向から這い上がろうとすると転覆する恐れがあるため、這い上がる場合や救助するときにはボートの船尾から行うこと(小さなローボートの場合)。救助する場合には落水した人のライフベストの両肩を掴んで引き上げてください。ボートに這い上がれないときには体温が失われないよう、体を丸めて救助を待ちましょう。

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その4:海

 海辺のキャンプや海水浴は楽しいものですが、海が凪いでいる状態でも油断してはいけません。海岸には押し寄せた波が戻って行く「離岸流」があり、その流れに乗ってしまうと簡単に沖へと流されてしまいます。離岸流が発生する場所は押し寄せた波が左右に分かれながら集まって行く場所があります。水面がザワザワしている場所、波が重なって戻る場所、砂浜が部分的に掘れている場所は離岸流のポイントになるので、海水浴をする場合には避けてください。もしも流されてしまったときには慌てて海岸に戻ろうとはせず、流れに乗りながら横方向に逃げることが大切です。遠浅の海岸でも離岸流によって海底が急に深くなっている場所(ミオ)があるので注意しましょう。

 子どもたちからは目を離さず、浮力体の入ったライフベストを装着させておくことが水難事故を未然に防ぐ方法です。もちろん、お酒を飲んで海に入るのは危険行為。「飲むなら泳ぐな、泳ぐなら飲むな」を守りましょう。

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備えあれば憂いなし、ライフジャケットの用意を

 春からのお楽しみシーズンに突入する水辺のキャンプ。自然が織りなす美しい風景は絶品ですが、水辺には大きな危険が潜んでいます。水辺で遊ぶ場合には子どもたちから決して目を離さず、必ずライフジャケットを装着すること。ライフジャケットを身に付ける場合には左右の紐やストラップを調整し、浮力体式のベストは股を通すベルトをしっかりと装着すること。股のベルトを通さないと救助する時にベストが体から抜けてしまい、引き上げられないこともあるからです。

 自然と向き合うキャンプは全てが自己責任。水難事故に合わないためにも自分の命は自分で守り、子どもの命は親が守る「責任」があることを忘れないでください。備えあれば憂いなしという言葉があるように「用意周到」であることが楽しいキャンプの心得なのです。

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