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ノーマルからチューンドまで日産R35GT-R用プレミアムホイール

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アフターパーツが装着されることを前提にデザイン

最も重要なのが「スポーツ」という軸だ。言い換えればアドバンらしさであり、絶対にぶれてはいけない部分である。
アフター市場のホイールは、いわば趣味の領域のビジネス。全方位で展開していたらブランドイメージがボヤけてしまう。だからこそ、ある意味尖った部分が必要だ。その証拠に、アドバン・レーシング・シリーズのカタログにはスポーツ系の車種しか登場しない。

ホワイトのボディに落ちつきのあるブルーのホイールの組み合わせはベストマッチ。撮影車はフロント10.5J×20インセット24mm、リヤ11J×20インセット5mmをセット。深リムも美しい

ホワイトのボディに落ちつきのあるブルーのホイールの組み合わせはベストマッチ。撮影車はフロント10.5J×20インセット24mm、リヤ11J×20インセット5mmをセット。深リムも美しい

プレミアム・バージョンのロゴはマシニング仕上げ。横長のデザインは機械が入るギリギリまで掘り込む。見た目にも迫力満点だ

プレミアム・バージョンのロゴはマシニング仕上げ。横長のデザインは機械が入るギリギリまで掘り込む。見た目にも迫力満点だ

かつてミニバンブームの時代には、販売店からミニバン用ホイールを作ってほしいという要望があったそうだが、萩原氏は頑として受け付けなかったという。「結局、オマエの作りたいモノしか作らないのか、と言われました。まぁ、実際そうなんですけど」と笑う。

その「アドバン・レーシング」シリーズが目指しているのが世界標準の絶対的なカッコよさだ。
実際、欧州の自動車ショーでも、車高は低く、ホイールはツライチ、そしてキャンバーというのが普遍の価値観。日本市場だけが特殊な環境なのだ。あのポルシェでさえ、日本仕様は細いタイヤに変更している。

最大67.5mmのディープリムはアフターの大型キャリパー装着対応と金型鍛造採用によるデザインの自由度向上によって達成した

最大67.5mmのディープリムはアフターの大型キャリパー装着対応と金型鍛造採用によるデザインの自由度向上によって達成した

もうひとつ、萩原氏ならではの拘りが、アフターパーツが装着されることを前提にデザインしている点。
例えばアドバン・レーシングGTでは、アフター市場の大きなブレーキキャリパーも装着できるよう開発段階から想定されている。

「ホイールを替えて、社外品のキャリパーにスポークが当たったらカッコ悪いですよ。アフターの商品を作るなら、そこまで考慮しないとプロフェッショナルとは言えません」。
細部に宿る萩原流の拘り。突き詰めて作り上げられた美しさこそが、ヨコハマホイールの魅力である。

 

YFC TEL03-3431-9981 http://www.yokohamawheel.jp/

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