インチアップしたクルマのタイヤバースト事故が多い理由 (2/3ページ)

ロードインデックスが異なったときの正しい空気圧とは

純正タイヤサイズの空気圧は、一般的にドアを開けたところに貼られているステッカーに記されている。輸入車は同じ車種で設定するサイズが豊富なので、意外にもインチアップしたタイヤサイズが表記されていることもある。一方、国産車はほぼ1〜2サイズしか表記されていない。

自動車メーカーがクルマを設計するとき、タイヤにかかる負荷能力(kg)を設定している。その「負荷能力」を導き出すのがタイヤの空気圧とロードインデックスである。もし、その数値を下回る状態で走行し、大きな負荷が掛かるとタイヤがバーストする危険性は高まる。DSCF2682画像はこちら

たとえば、純正タイヤのロードインデックスが「91」で指定空気圧が「2kgf/cm2(bar)」のクルマの場合、最大負荷能力は「515kg」。本来は、純正タイヤより低いロードインデックスのタイヤを装着するのはオススメできないが、そのようなケースの時は空気圧を高めるとよい。
インチアップしたタイヤのロードインデックスが「87」の場合、ノーマルタイヤの負荷能力「515kg」以上にするなら空気圧を2.4bar(525kg)にすればよい(下の表参照・ヨーロッパ規格のタイヤ)。
このようなことから、逆にロードインデックスが純正より高い数値なら、空気圧を下げても良いわけだ。

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画像はこちら ※九州タイヤRDサービスホームページより「ETRTOタイヤの空気圧」

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