「46万km」走行のスカイラインGT-Rが秘めた驚愕の事実 (2/3ページ)

オイル漏れが多発!2度目のオーバーホールか

「浅田さんのGT-Rのスゴイところは、エンジンは20万kmのときニスモでオーバーホールしていますが、ミッションやデフはオイル交換以外、まったく手が入っていないことです。これは普段からの乗り方(暖機運転)が丁寧で、停まっている時間が少ないからでしょうね。クルマはオイルが回っている時間が長いほど傷みにくいという好例です。とはいえ、すでにオーバーホールから26万km。タービンは最近替えたようですが(といってもオーバホール時も含め2回目)、ミッションやデフなどのオイル漏れはすごい状態。近いうちにしっかり手を入れないとダメでしょう」と田中オートサービスの田中代表。

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46万kmも走れば、新しいパワーユニットを導入して気分一新というのは凡人の考えなのだろうか? 浅田さんは、現在のパワーユニットをオーバーホールしても、少しでも多くのパーツを残していきたいという。

その想いは、走行20万kmのときニスモ(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル/オーバーホール時は東京にあり、現在は神奈川県)でオーバーホールしたときも同じで、「とにかく交換するパーツは最小限にしてほしい」と頼んだそうだ。その結果、ピストンとコンロッドを交換しただけで、エンジンブロックはホーニングのみだったという。A97R5320これはある意味、エンジンブロックはまだボーリングできる余地を残している。エンジンブロックにヒビが入るなどの不具合がなければ、継続使用できる可能性を秘めているわけだ。
もちろん、46万kmも走行していれば、ピストンやコンロッドの交換は間違いなく、クランクシャフトやカムシャフトなども摩耗していることだろう。しかし、エンジンブロックなど大物はもちろん、ネジ1本まで新車時のものを使い続けたいと浅田さんはいう。それほど、このGT-Rのすべてに愛着があるのだ。A97R5322


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