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冷えないエアコンの正しい修理方法とは

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計測だけでは判断できないエアコントラブル

 じつは、故障箇所を特定する診断技術とノウハウがものを言うのがエアコンの世界。ディーラーや一般の整備工場ではなく、エアコンの点検・修理に特化した、電装屋さんに出すのが一番! そもそも、ディーラーや修理工場にエアコンの修理点検を依頼しても、結局は電装屋さんに持ち込まれるのがほとんど。それなら直に電装屋さんに持ち込んだほうが、コスト的にも有利になるはずだ。

「電装屋さん」は、一般ユーザーにはなじみが薄いかもしれないが、ネットなどで調べれば大きな街なら比較的カンタンに見つかるはず。

 そのほとんどは、業者(ディーラーや修理工場)専門ということはなく、一般ユーザーからの依頼も問題なし(中間マージンを取られない分、電装屋もユーザーもニコニコというケースも……)。

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効きが悪いのを放置していても絶対に良くなることはない

 エアコンの点検は、エアコンの経路を真空状態にしてから冷媒ガスを再チャージ。専用機材を使ってガス漏れ箇所を見つける作業が必要になるので、時間と費用がかかってくる。通常、作業時間は2~3日、点検料が1万2000円前後ということ。

 効きが悪いのを放置しておいても、症状は悪化する一方。なにより、近年の猛暑をエアコンなしで乗り切るのは、苦行以外の何物でもない。「エアコンの効きが悪いな~」と思ったら、本格的な夏日を迎える前に、点検・修理に出しておくべきだろう。写真で矢印の部分が冷媒ガスが漏れていた場所。

 ちなみに冷媒ガスが漏れやすいのは、ホースのつなぎ目やOリング。コンプレッサーや、エバポレーターなどの可能性もあり、しかも洩れているところが、一カ所ではなく、複数というケースもあり得るので、徹底的な点検が欠かせない。

 場合によっては、修理に10万円以上かかることも珍しくないが、一度完璧に修理すれば、10年ぐらいは大丈夫。お気に入りのクルマなら10年に一度のオーバーホールと割り切って、きちんと修理しておこう。

(レポート:藤田竜太 撮影:増田貴広)

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