日産R382の排気系開発をした老舗メーカーが
音質にこだわった『PFSループサウンドマフラー』
オーダーメイドマフラー、大手カーショップや国産ディーラーのOEM・コラボレーション商品などを製作する『スルガスピード(SURUGA SPEED)』がリリースする『PFSループサウンドマフラー』。
このマフラーの『レクサスRC350用』は、重低音系が多いアフターのマフラーとは異なり、心地良い「大人の高音」を奏でるマフラーとして開発されている。『スルガスピード』は、往年のレーシングカー『日産R382』のエキゾーストマニホールドの開発に携わるなど、マフラー一筋のブランドだ。
さまざまな車種のオリジナルマフラーをリリースし、同社の製品はすべて車検対応タイプとなっている。
そのような実績を認められ、レクサスなど国産ディーラーのイベントに出展することもあるそうだ。
『スルガスピード」のオリジナルマフラーのなかでもパワー(P)/ファッション(F)/サウンド(S)をバランスさせているのが『PFS』シリーズだ。
レクサスRC350用『PFSループサウンドマフラー』は、サイレンサー部のエキゾーストパイプがトランペットのような形状しているのが特徴。
サイレンサーからグルリと巻いているレイアウトにすることよって、美しい高音を奏でることが可能となるそうだ。
もちろん、サウンドだけでなく性能面も考慮。
RC350は、ターボ車ほど排圧が高くないNAエンジンを搭載しているため、パイプ径は純正とほぼ同等としなっているが、パイプレイアウトやサイレンサーの内部構造の工夫することで、低回転域から高回転域までバランスの良い出力特性を確保されている。
テールエンドは、純正ディフューザーを装着できるように左右1本出しが基本。先端部には約50mmのスライド量を持つアダプターが装着され、好みに応じて出幅を調整できる。
またオプションでツインテールタイプも選べる。こちらも約50mmのスライド式アダプターを設定。
純正ディフューザーを取り外しての装着となるため、マフラーのルックスにこだわるユーザーにはピッタリだろう。
エンジンへの吸入空気を確実に送り込む
『エアーコントロールチャンバー』
このほか『エアーコントロールチャンバー』というエアクリーナーボックスとスロットルの間に装着するパーツもリリースしている。
純正インテークパイプは、樹脂製ジャバラタイプを採用しているため、不快な吸気音を発生し、空気抵抗が高くなる。とくに高負荷時にはつぶれてしまうこともある。
そんなネガを解決するため『エアーコントロールチャンバー』はSUS304ステンレス製。高負荷時でも変形せず、安定した吸気を実現する。
また、ノーマルタイプのほかにサウンドジェネレーター対応タイプも設定。
サウンドジェネレーターを取り外したいユーザー、または逆に取り付けて吸気サウンドを楽しみたいというユーザーの両方に対応しているのだ。
SURUGA SPEED TEL045-542-2746 http://www.suruga-speed.co.jp/
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