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「ハイビームが基本」時代に向けてLEDバルブに換装

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ロービームが明るくなっても
照射距離はわずか40m

警視庁は、2016年の夜間の対人交通事故で約96%がヘッドライトがロービームだったことを発表。
来年からは「市街地を除いて、ハイビームで走行」を推奨していくらいしい。
そのような背景もあって、「ハイビーム」の明るさや消費電力が注目され始めている。dsc_0542

そもそもロービームの正式名称は「すれ違い用前照灯」で、ハイビームは「走行用前照灯」だ。
当然のことながら照射距離は異なり、ロービームが40mなのに対してハイビームは100mと2倍以上、前方を照らしているのだ。

ほとんどのクルマのハイビームは
未だにハロゲンバルブを使用している

ところが純正ヘッドライトでHIDバルブ(以下HID)やLEDバルブ(同LED)を採用するのは、ほとんどがロービーム。
ハイビームは、未だにハロゲンバルブというクルマが多い。%e8%bb%8a%e4%b8%a1%e3%82%a4%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%82%99

当然のことながら、今となってはハロゲンバルブの明るさや省電力性は、HIDやLEDに比べると劣っていることは否めない。今後ハイビームでの走行が主流になっていくことも視野に入れて、バルブをグレードアップする必要があるだろう。

ハイビームに求められるのは
点灯の瞬発性と絶対的な明るさ

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ハイビームをHIDにするかLEDするか悩むことだろう。
パッシングやロービームからの切り替えでの点灯など、ハイビームには点灯の瞬発力が必要だ。
そう考えるとスイッチの切り替えで、瞬時に点灯できるLEDをチョイスするのがベストといえるだろう。
しかも、ハロゲンバルブに比べ消費電力も低く、照度も高くなるので一石二鳥だ。05

LED選びは取り付け性/信頼性/視認性

数あるLEDバルブから選ぶときのポイントは3つ。
「fcl.」の『LEDヘッドライト』を例にチェックポイントを紹介しよう。

1:加工不要でLEDに換装できる高い取り付け性
一般的に純正配線を使用するが、LEDバルブのコントローラーが別体式だと、それを固定するためのスペースや取り付けするための加工が必要。コントローラーがバルブと一体型になっていればトレードインで作業は終了する。

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2:ヒートシンクがシンプルな構造のほうが結果的に長寿命
LEDは発光時に熱を発生する。熱による発光チップのトラブルを予防するためヒートシンクは必須で、その冷却方法はファン式とフィン式が主流だ。ところが、冷却用のファンがLEDの発光チップより先に故障する可能性もある。そう考えると、シンプルなフィン式のほうが結果的に長く使える。
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青白すぎない色温度の光源のほうが荒天時に視認性が高い
純正LEDヘッドライト(ロービーム)はアフターのLEDバルブより色温度が低く、どちらかというと暖色系だ。これにハイビームだけ青白いLEDバルブにすると、点灯時のちぐはぐ感は否めない。
また、色温度が低い暖色系の光は、波長が長いため霧や吹雪など空気中に浮遊物があっても遠くまで照らすことができる。かつてフォグランプが黄色いレンズを使っていたのも、光の波長を長くして照射性能を高めていたからだds3_9005

上記3つのポイントに加え、メーカー選びも重要。
「fcl.」のようにヘッドライト用などのHIDバルブやLEDバルブを自社で開発し、リリースしている会社であれば、それぞれのメリットやデメリットを知っているので相談してみる価値はあるだろう。

fcl. TEL082-503-2715 http://www.fcl-hid.com/

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