20年の歳月をかけてドレスアップ
ファミリーカーとしても活躍中!
12月10〜11日に愛知県のポートメッセなごやで開催された「クロス5ツアーファイナル」。アメリカンカスタムをテーマにするこのイベントには、アメリカで販売されているクルマのみが参加できるドレスアップコンテストが行われている。
そんなエントリーカーの中で、いかにもアメリカンなど派手なペイントを施し、リヤドアを逆開きとなるスーサイドドアを採用する2台のハリアーを発見。1台は20年の歳月をかけて作り上げた「ファミリーカー」だという。
赤いボディを纏うハリアーのオーナーは、初代モデルを購入してから約20年をかけて作り上げたそうだ。
エングレービングで模様が施されているワンオフの左右出しマフラーが見られるように鏡を置いて演出。エングレービングは、マフラーにとどまらずピラーやスカッフプレートにまで及ぶ。
さらにリヤドアはヒンジをCピラー側に移植したスーサイドドア(観音開き)へと変更。車内にも中央にピラーを追加。その中に照明を組み込み、ここにもエングレービング模様を施している。
シートの張り替えはもちろん、インパネ周りも大胆なモディファイが施されている。
オーディオ系は、ヘッドユニットはアルパイン。スピーカーはフロントステージからラゲッジの外向き系のウーファーまでをロックフォードでまとめられている。パワーハイファイなサウンドを奏でていた。
まるでショーカーの装いだが、普通にファミリーカーとして活躍しているそうだ。
もう1台のハリアーもスーサイドドアを採用。
イメージダイナミクスのアンプをラゲッジにセットし、ロックフォードのキャパシタを3発魅せるレイアウトでセット。フロントステージは、ボストンのスピーカーをインストールしているのだが、コアキシャル2ウェイとセパレート2ウェイのダブル。
パワフルなオーディオをパイオニアのDEX-P01でドライブしてDEQ-P01でコントロールする。
これらのオーディオインストールから内装メイクまで、なんとすべて自作!
もちろんオーディオのセッティングもオーナー自らが行っているのだが、苦戦しているようだ。
外装のペイントは、アメリカのDJをイメージ。それを専門家に伝えて作り上げたという。
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