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待望のスポーツコンパクトハッチ「VW up! GTI」【GTI Treffenレポート1】

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  • VW up GTI

VWは楽しいコトが分かってる〜
ヴェルターゼーで観た”GTI”に胸キュン!!

サイトではすでに取り上げられてはいるけれど、「up! GTI」は久しぶりに胸が躍らされた1台。
オーストリアでワールドプレミアされ、ヴェルター湖畔で開催されたVWイベント『GTI Treffen』に登場した実車を見ることができたので、その感想を書いてみようと思う。

ヴェルター湖畔で開催される年に一度の『GTI Treffen』。スタイルアップやチューニングを施したクルマが地元オーストリアだけでなく、スイス、ドイツ、フランス、スペイン、はたまたイギリスや北欧など、遠路はるばるやってくる一大VW祭りだ。
そして、Volkswagen本社もオフィシャルとして参加。日本では考えにくいことだけど、イベントを盛り上げるために毎年必ず新型モデルを発表する場にもなっている。
過去は、カスタムやチューニングを施した車両をお披露目してきたが、今年はVWの末弟であるup!のスポーツモデル『up! GTI』を発表してきた。

『GTI Treffen』、つまりGTIのためのミーティングは、初代GTI(Mk1)のオーナーたちが、避暑地である湖畔に集まったことが始まり。つまり、「up! GTI」は、初代のGolf GTIを彷彿とさせるコンパクトボディ×ハイパワーというホットハッチの公式に則った成り立ちだから、楽しくないワケがない。
VWブース中央に置かれた車両には、常に人だかり。待望の1台! というわけで注目度の高さは、他のモデルとは比べものにならないほどだった。

“Golf”譲りの『GTI』という名を冠したからには、その走りは間違いなくスパイシー。
1リットル3気筒TSIのターボ付きエンジンを115ps/200Nmまでパワーアップ。0-100km/h加速は8.8秒、最高速は197km/hと発表されている。
絶対的な速さではなくて、小気味のいい走りが期待できそうだ。

初代”Golf GTI”へのオマージュは、内外装の各部で展開される。
グリルはもちろんハニカムメッシュだし、シートは伝統的なGTIのチェック”Clark”柄を引用しているインテリアパネルやステアリングのステッチには赤を入れるなど、スポーティなディテールにはコト欠かない。
そして変速機は、当然ながらマニュアルトランスミッションだ!!

きっと「VWルポGTI」のオーナーさんも気になって仕方ないんじゃないだろうか。
2ドアハッチバック、パワフルなエンジン、そして6速MT。初代Golf GTIは車重800kg、ルポGTIで1t弱、そしてこのup! GTIも1tを下回るのだから、走って楽しいに決まってる!!

というわけで、フォルクスワーゲン・ジャパンさん、ぜひワンメイクレースやってください!

(レポート:af imp.編集部)

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