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ホイールのダストはパッドではなく「ローターの削れカス」って本当?

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ブレーキパッドは3分の1以下になったら交換
残量半分以下から急激に摩耗が進行する

ブレーキパッドの摩擦材は母材と断熱層、接着層で構成されている。
制動力を主に発生するのは母材で、断熱層が母材で発生した熱をパッド背面からブレーキキャリパー(ピストン)を通じてブレーキフルードに伝達しないようにしている。さらに接着層の保護も担っている。

ここで注意したいのがブレーキパッドの残量。 下の写真のパッドみたいにキワキワまで使用するのはナンセンス。

本来の制動力を発揮できないばかりか、下のグラフのように残量が半分になると摩耗が二次曲線的に進行。予想している以上に使用限界が近づいているのだ。
残り3分の1になったら早めに交換するべきだ。とくにサーキット走行前は、パッドの残量は十分にチェックしてほしい。

走行シーンや用途に合ったパッドを選ばないと
本来のブレーキ性能を発揮することはできない

ここまでダストの正体やパッドとローターの使用限度について述べてきたが、ブレーキパッドは走行するシーンや用途に合わせて選ぶことが必要だ。

例えば、マラソンを走る時、どんな靴を選ぶか思い浮かべてほしい。さずがにサンダルやハイヒールは選ぶことは無く、ランニングシューズにするだろう。
ブレーキパッドも同様で、ストリートしか走行しないのにサーキット専用パッドを使っても、その性能を発揮することはできずにオーバースペックになることがある。

場合によっては、同じ踏力でブレーキペダルを踏んでもストリート用パッドのように踏み始めの制動力を出せなかったり、鳴きやダストといったネガティブな一面も出てくる。

それぞれのメリット、デメリット、使い方を理解してから装着するのがバターだ。

取材協力
ディクセル http://www.dixcel.co.jp/

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