スポーツカーからハイエースまで
スーパーチャージャーやターボ装着車が挑戦!
1月28日、富士スピードウェイ(静岡県)で開催された「HKSプレミアムデイ in FSW 2018」では、有名ショップが、自慢のチューニングマシンのパワー測定に挑戦するパワーチェック大会「MAX POWER」が行われた!
パワー測定に使用したのは、シャーシダイナモの「SDS SUPER DYNO」。ローラーに後輪を乗せてパワーをチェックするのだが、当然のことながら最高出力を計測するにはアクセル全開。強烈なエンジン&排気音とシャーシダイナモのローラーが回転する”シューン”という独特のサウンドを聞いているだけでも興奮してしまう。
挑戦したマシンを幾つか紹介すると、まず茨城のショップ「コーヨーKBC」が製作した「日産フェアレディZ(Z33型)」。
VQ35エンジンに「GTS8555」という、HKSが販売するスーパーチャージャーの中で最大のタービンを搭載。
本来なら600psは発揮しているそうだが、測定前のコース走行でエンジンにトラブルが発生! それでも、パワー測定の結果は「447.7ps」というから驚き。
また、「トヨタ・ハイエース」のチューンドマシンもパワーチェックにトライ!
5速ミッションを搭載したこのクルマには、2リットルのガソリンエンジンにHKS製「GTS8555」スーパーチャージャーと鍛造ピストンなどでチューニング。
で、結果はなんと、ノーマルの最高出力100psちょっとに対し「309.8ps」を計測したのだ。
さらに、ドラッグマシンなどで使われるNOS(ナイトラス・オキサイド・システム)を使用した計測では、425.2psものパワーを発揮した。
「118ps」を記録した「ホンダ・S660」など好記録が続出! 会場は大盛り上がりだった。
(レポート&撮影:平塚直樹)