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新東名SAに隣接!! 富士山の麓に誕生『モータースポーツビレッジ』プロジェクトの全貌

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)

  • 内陸フロンティア構想、モータースポーツビレッジ、富士スピードウェイ

ガレージの設置や宿泊施設が充実に!
モータースポーツの魅力を発信する

「東京オートサロン2019」の富士スピードウェイのブースでは、モータースポーツを軸としたアミューズメント施設の概要が発表された。国内では初となる壮大なプロジェクトは、クルマ好きなら誰しも興味津々なはずの内容となりそうだ。

2020年度にオープンする予定の、新東名高速道路・小山パーキングエリア。ETC専用のスマートインターチェンジを併設し、外に出れば富士スピードウェイは目の前というモータースポーツファンにとっては絶好のロケーションだ。
そんな地の利を活かしたプロジェクトが、いよいよ実現へ向けて始動。その名も『モータースポーツビレッジ』で、ガレージ/ホテル/レストラン/キャンプ場などを持つ巨大アミューズメント施設として、2021年の春から順次オープンさせていくという。内陸フロンティア構想、モータースポーツビレッジ、富士スピードウェイ

内閣府から特区に指定された、静岡県が進めている『内陸フロンティア構想』のひとつで、現在は造成設計の真っ最中で2019年4月に着工開始となる見通し。ガレージはプロのレーシングチーム用だけじゃなく、アマチュアドライバーを対象としたプライベート用も設置。遠方から積載車で運搬する必要がなくなり、タイヤや工具なども置きっ放しにできるのは、コストと手間の両面で大きなメリットといえるだろう。内陸フロンティア構想、モータースポーツビレッジ、富士スピードウェイ内陸フロンティア構想、モータースポーツビレッジ、富士スピードウェイ

また、宿泊施設はシングルルームとツインルームを備えたホテル、さらに流行りのグランピングもできるキャンプ場を併設。カフェやレストランもビレッジ内にオープン予定なので、レース観戦者や富士山エリアの観光客にとっても利便性は高いはずだ。

モータースポーツをより身近な存在にすると同時に、地域の発展にも大きく貢献する夢のあるプロジェクト。事業区域面積は約27ヘクタールもあるため、2021年の春に全施設が完成するワケじゃないが、自動車史に残る計画の進捗状況を、大いに期待しつつ見守っていきたい。内陸フロンティア構想、モータースポーツビレッジ、富士スピードウェイ

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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