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バッテリー上がりに注意! 家電を車内で使うときチェックすべき重要ポイント

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TEXT: 大森弘恵  PHOTO: Auto Messe Web

家電の消費電力は使用状況で変化
クルマのバッテリー上がりに注意

 電気製品は常に一定の電力が必要なわけではなく、たとえば、冷蔵庫は起動時に定格消費電力の10倍が必要とも言われるし、炊飯器は炊飯時に多くの電力を消費する。

 そのためクルマで使おうと思っている家電製品の定格消費電力や最大消費電力が、インバーターの定格出力や最大出力以内に収まっている必要があるのだ。

 ところが炊飯器や電子レンジ、ホットプレートなど調理家電はおおむね1000W以上のため、インバーターの出力を大きく超えるケースが多い。また、インバーターの最大出力が2000Wとなっていても、最大出力はあくまで一時的な出力。使用環境によっては出力オーバーの危険もあり。

*電気製品の消費電力は単位が「W(ワット)」以外にもあってわかりづらいが、A(アンペア)なら100Wかけて換算(1A=100W)、VA(ボルトアンペア)はその数値のまま計算すればいい。

 とはいえパワフルなインバーターを用意すればすべてOKということではない。電源である車載バッテリーの容量が小さければ、消費電力の大きな家電を使用するとバッテリーあがりの危険がある。車載バッテリーの容量は「5時間率」で記されており、たとえば、トヨタのミニバン、ヴェルファイアやハイエースに搭載されているバッテリーは5時間率約50Ah(10A=1000Wの電流を5時間取り出せる)で、同メーカーのコンパクトカー、パッソなどは約30Ahだ。バッテリーが弱っていたらなおさら使える電気は少なくなっている。

 一般的なクルマから電気を取り出すときは、電気毛布や扇風機、パソコン等の充電、照明用など消費電力が少ないものにとどめておくほうがいいだろう。

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