メルセデス・ベンツ「CLA」「CLA シューティングブレーク」「Aクラスセダン」に追加モデルを続々と

メルセデス・ベンツ「CLA」「CLA シューティングブレーク」「Aクラスセダン」に追加モデルを続々と

4ドアクーペからワゴンまで、充実の”A”シリーズ

 メルセデス・ベンツ日本(MBJ)は2月27日、流麗な4ドアクーペのCLAとそのワゴンバージョンであるCLAシューティングブレーク、さらにコンパクトセダンのAクラスセダンに追加モデルを設定した。

 CLAとCLAシューティングブレークにはまず、エントリーモデルの「CLA180」と「CLA180シューティングブレーク」を設定。いずれもエンジンは1.4リッターの直列4気筒DOHC直噴ターボのM282型で、先代モデルから14psアップとなる最高出力100kW(136ps)/5500rpm、最大トルク200Nm(20.4kgfm)/1460〜4000rpmを発生する。

メルセデス・ベンツは「CLA」「CLA シューティングブレーク」「Aクラスセダン」に追加モデルを続々と投入

 このエンジンに採用される「デルタ形シリンダーヘッド」は、名の通り三角柱を横に寝かした形状のシリンダーヘッドが特徴だ。通常のシリンダーヘッドと比較して高さがある一方で幅と重量は小さくなり、軽量化と省スペース化を実現。組み合わせられるミッションは7速DCTの「7G-DCT」で、ダイレクトな変速を実現しながら振動も抑えるセッティングとしている。

 また、ハイパフォーマンスモデルの「AMG」には、「CLA35 4MATIC」と「メルセデスAMG CLA35 4MATIC シューティングブレーク」を新設定。エンジンは2.0リッター直列4気筒DOHC直噴ターボのM260型。ツインスクロールターボや可変バルブリフトシステムの「CAMTRONIC」を採用し、最高出力225kW(306ps)/5800〜6100rpm、最大トルク400Nm(40.8kgfm)/3000〜4000rpmを発生する。

メルセデス・ベンツは「CLA」「CLA シューティングブレーク」「Aクラスセダン」に追加モデルを続々と投入

 ミッションは「AMGスピードシフトDCT 7速デュアルクラッチトランスミッション」。全速度域での自然な加速性能、素早いシフトチェンジ、シフトアップ時の最適なギヤのつながりを得られるセッティングとなっている。

メルセデス・ベンツは「CLA」「CLA シューティングブレーク」「Aクラスセダン」に追加モデルを続々と投入

 そして、駆動方式はパフォーマンス志向のトルク可変配分を行なう4WDシステム「AMG 4MATIC」。リヤアクスルの伝達装置に内蔵された多板クラッチにより、トルクの前後配分を「100:0」から「50:50」の範囲で連続可変制御する。

 なお、フロントセクションのねじれ剛性を強化すべく、アルミニウムプレートをエンジンルーム下部に追加し、アンダーボディ前側部に2本のブレースを追加。ブレーキは、フロントに新型モノブロック対向4ピストンキャリパーと350mmディスク、リヤに1ピストンのフローティングキャリパーと330mmディスクを持つ大径システムを採用。ディスクは放熱性に優れるドリルドタイプとなった。

A200dセダンはクリーンディーゼル

 最後は、クリーンディーゼルを搭載した「A200dセダン」だ。こちらには最高出力110kW(150ps)、最大トルク320Nmを発生する2.0リッター直列4気筒直噴ディーゼルターボを搭載。

メルセデス・ベンツは「CLA」「CLA シューティングブレーク」「Aクラスセダン」に追加モデルを続々と投入

 すでにCクラスやEクラスでの実績を持ち、優れた燃費性能を誇るOM654型をベースに、横置き搭載に対応したエンジンとなる。従来の排出ガス処理システムに加えて、アンモニアスリップ触媒(ASC)を備えるSCR触媒を増設。欧州で本年から施行予定のEURO6d規制やステージ2RDE規制にも、前もって適合する環境性能が確認されている。メカニズム的にはシリンダーピッチを90mm、シリンダー間の厚みを8mmとして、全長をコンパクトにまとめたシリンダーブロックは軽量化のためにアルミニウム製を採用。ピストンはスチール製だが、熱膨張率の異なる素材を採用することで40%以上の摩擦低減を実現した。

 また、冷却された高圧EGRと低圧EGRを組み合わせたマルチウェイ排出ガス再循環(EGR)を搭載。燃焼の最適化を図り、後処理を行なう前の段階で窒素酸化物を低減することも実現している。

メルセデス・ベンツは「CLA」「CLA シューティングブレーク」「Aクラスセダン」に追加モデルを続々と投入

 ミッションは8速デュアルクラッチトランスミッションの「8G-DCT」。さまざまな状況で最適なギアを選択することで、環境性能や動力性能に貢献。なお、駆動方式は2WD(FF)のみとなっている。

 価格は「CLA180」が446万円、「CLA180 シューティングブレーク」が457万円。ハイパフォーマンス仕様の「メルセデスAMG CLA35 4MATIC」が685万円、「メルセデスAMG CLA35 4MATICシューティングブレーク」が695万円。そしてクリーンディーゼル搭載の「A200dセダン」は420万円となっている(いずれも税込)。

 すでに受注は開始しており、納車開始はCLAが3月、A200dセダンが4月ごろ、 CLAシューティングブレーク5月ごろとアナウンスされている。


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