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一斗缶の「焚き火台」じゃダメなの? 絶対失敗したくない「ファイヤーピット」選び

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TEXT: 並木政孝  PHOTO: 新越ワークス/スノーピーク/ソロストーブ ジャパン/ビーズ/ロゴスコーポレーション/ワンダーラストエクイップメント/Auto Messe Web編集部

「考察:04」煙の少ない快適な焚き火を楽しみたい!

【snow peak焚火台L+フローガL/Solo Stoveレンジャーシールド/DODめちゃもえファイヤー】

 快適な焚き火を追求するキャンパーは、燃焼効率が高く煙が少ない二次燃焼システムを持つ焚火台を求めるべし。DODめちゃもえファイヤー(二次燃焼システム) このシステムは薪が燃え切らずに煙となった可燃ガスを再燃焼させることで、煙が少なく高効率の焚火ができるというものだ。DODめちゃもえファイヤー スノーピークの「フローガL」(焚火台Lに追加して使用する)やソロストーブの「レンジャーシールド」、DOD「めちゃもえファイヤー」など、機能性の高い焚火台がリリースされている。効率の良い燃焼により薪の燃え残りが少なく、灰の処理が簡単なのも大きなメリット。SnowPeakフローガL/SOLO STOVEレンジャーシールド

「考察:05」安価に楽しむ元祖の焚き火「ガンガン」への誘い

【使用済みの一斗缶】

 手軽に焚き火を楽しみたいのなら「一斗缶」を使って自作するのもおすすめだ。一斗缶は業務用の油や洗剤、塗料などを入れる業務用の缶で、使用後には産業廃棄物となるので知り合いのお店にお願いすれば、無償で手に入れることができるはずだ。一斗缶 作り方はボディ部分にドライバーなどで穴を開け、上部の蓋を缶切りやタガネで切り落とせば完成。煙突効果が高く薪を効率良く燃やすことができ、昔から建築現場などで「ガンガン」と呼ばれていた焚き火の元祖である。終わったあとに缶を潰して「使い捨て」にすることもできる。100均のBBQ網 100円ショップの焼き網が一斗缶にジャストフィットするので、ほど良く炭になったところを狙えばBBQも楽しめる。

 もちろん、使用後は河原やキャンプ場に廃棄するのは御法度。多くの自治体で「缶」として処分することが可能で、中身を空にしてしっかりすすぎ、お住まいの自治体が指定する方法で燃えないゴミとして収集してもらおう。

【まとめ】「安全」と「自然への配慮」を忘れずに焚火を楽しむ

 ここで紹介した焚き火台はほんの一部にすぎずない。世の中には数多くの焚き火台が存在し、キャンパーたちを翻弄する。焚火台選びで失敗しない唯一の方法は「自分が焚き火台に何を求めるのか」をしっかりと把握したうえで商品を選ぶこと。最近では焚き火台ブームに便乗して粗悪なコピー商品が数多く出まわっているので注意してほしい。焚き火用防火シート 焚火は暖かく、揺らぐ炎が心を癒してくれるキャンプのメインイベントだが、火を使うだけに慎重に楽しむことが大切だ。燃えやすい枯葉や芝、山林の近くでは火事を起こさぬように注意を払い、万が一の場合を考えてバケツに消火用の水を用意しておくべし。

 また、地面や芝生にダメージを与えないためにも、焚火台の下にスパッタシート(防火シート)や灰受けのトレーを置く心遣いを忘れずに。

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  • コールマン・ファイヤーディスク
  • SOLOSTOVEレンジャーシールド(イメージ)
  • 焚き火用防火シート
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