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元祖「車中泊カー」が今や1000万円以上! 人気の「ワーゲンバス」今買っておくべきモデルはドレ?

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TEXT: Auto Messe Web編集部 竹内耕太  PHOTO: Auto Messe Web編集部 竹内耕太

四角いお顔の「レイトバス」ならまだ手が届きやすい

 もうちょっと気楽に楽しめるワーゲンバスとして今おすすめしたいのは、1968年式からモデルチェンジした2代目タイプ2、通称「レイトバス」。こちらは1979年まで生産されていたので、まだ現存している個体の数も多めだ。

 フロントフェイスがV字型から四角くなっても、どことなくトボケた表情で愛嬌があるのはワーゲンバスならでは。こちらもアメリカで今なお多くのユーザーがいて、2009年のロードムービー「リトル・ミス・サンシャイン」では黄色いレイトバスに主人公ファミリーが乗って旅をしていたのをご記憶の方もいるだろう。

1968年以降はレイトバス

 レイトバスの時代にはキャンピングカーもさらに進化を遂げている。ドイツ「ウェストファリア」社製のVWバス・キャンパーではポップアップルーフが大きく上に開いてベッドとなり、後席部分もベッドになるので快適な車中泊ができるとあって、クラシックカーでキャンプをしたい人には鉄板、王道の選択肢となっている。

 レイトバスの相場は300~400万円がボリュームゾーンで、「現状販売」に近い状態なら200万円台前半でもたまに出物がある、といったところだ。

レイトバスのウェストファリア・キャンパー

旧車は購入予算のほかに「メンテ予算」を確保しておくと後が安心

 なお、アーリーバスでもレイトバスでも、というより旧車全般にいえることだが、車両の販売価格が極端に安い場合は、購入後まもなく機関に不調が出ることもあるし、ボディのサビや傷みが進行していることもある。

 すでにクラシックカーとしての相場が確立されているワーゲンバスの場合、極端な「格安車」も「ボッタクリ」も無いと思った方がいい。クルマをそれなりにマトモな状態に仕上げて店頭販売に出すと、おおむね上述のような価格帯になるのだ。

 それでも、旧車は旧車、個体によっての当たり外れもあるので、車両を購入した後に思わぬ修理やメンテナンスが必要になる可能性も考慮して、プラス50~100万円程度のメンテ予算を別枠で確保しておくことを推奨したい。

メンテ用の予算をあらかじめストックしておこう

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  • アーリーバスのマイクロバス
  • 希少なバーンドアのピックアップ
  • アーリーバスのマイクロバスでキャンプ
  • マイクロバス・デラックス、通称23ウィンドウ
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