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それ、クルマが狭いんじゃなくて「荷物」が多過ぎなのでは?「冬キャンプ」成功のカギは「断捨離」にあり

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TEXT: 並木政孝(NAMIKI Masataka)  PHOTO: Auto Messe Web編集部/写真AC

【キャンプでやりがちな荷物が多いワケ:03】

「大きなクーラーボックスは諸刃の剣になることも」

 次に気になったのが大型のクーラーボックス。家族でのBBQを考慮し、沢山の食材を持ちこみたいのは理解できるのだが、スペースを占領する大型のクーラーボックスは諸刃の剣になる。ラゲッジスペースを有効に使いたいのであれば、折り畳めるソフトクーラーに変更し、現地で食材を仕入れることで問題は解決するはずだ。クーラーボックス

 とくに気温が低い冬キャンプでは食材の痛みが遅いこともあり、ハードなクーラーボックスの必要性はそれほど大きくはない。

【キャンプでやりがちな荷物が多いワケ:04】

「ラゲッジの積載量に合わせてチェアを選ぶことも大切」

 最後の問題はフォールディングチェアのセレクトだ。友人が手に入れたのはクラシカルな雰囲気が漂うウッドフレームのチェアが4脚。確かにウッド製のチェアは「映え」だけでなく座り心地も良いのだが、オートキャンプ場をメインに利用する友人なので、快適に休憩したいのであればクルマのシートでも十分。コンパクトに折り畳めるフォールディングチェアを選択することで、荷室スペースを大きく圧縮できるはずだ。テーブル&チェア

まとめ

 そのほかにもテーブルの数が多いことや、インフレータブルのエアーマットとともにコットを用意しているなど“突っ込み所”が満載ではあったが、用途が重なるギアを絞ることに加えて、クルマのラゲッジ容量ありきでギアをセレクトすることを進言させてもらった。コット+エアマット

 もちろん、テントやタープはキャンプの必需品であり、この2アイテムは嵩張ろうとも外すことはできないが、そのほかのアイテムは優先順位をつけてセレクトを行えば、おのずと携行するべきギアが絞れるはずだ。

 いまや「売って買う」が当たり前の時代を迎え、リサイクルショップもキャンプ道具やアウトドアグッズの買い取りを積極的に行っている。不要なものがあれば個人売買サイトを利用して断捨離やキャンプ道具の選択を見つめ直すのも賢い方法だろう。トヨタ・ハイエース

 しかし、物欲に溢れる友人の場合、クルマを買い替えるのが一番の解決策になると思ったのだが、友人の背後で話を聞いている奥さま(仁王立ちで)の視線が気になり、その言葉だけはそっと胸にしまっておいた。

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