両車トラブルなどに悩まされるも無事に完走
レースがスタートすると、61号車のパーディ選手はルーズなハンドリングに悩まされながらもポジションをキープ。22周目のピットインでマシンを調整してさらなるポジションアップをするはずが、28周目のリスタート直後に起きたクラッシュに巻き込まれてしまう。
チームはその後のステージコーション中に2度のピットインを繰り返し、マシンを修復して61号車を何とかレースに戻す。第1ステージ終了時30位まで落ちた順位は第2ステージで20位まで回復。さらにその後もプッシュを続け、残り3周のリスタートでは16位からひとつポジションをアップし15位でフィニッシュする。その後2番手に入った38号車が失格となったため、順位はひとつ繰り上がり、正式結果として14位フィニッシュが確定した。
一方のアンクラム選手は、序盤から乱流(タービュランス)による不安定さに悩みながらも、第1ステージ終了直前のイエロー下でピット作業を終わらせ、ステージを16位でフィニッシュ。そのままコースに留まり、第2ステージを14番手からスタートさせた。第2ステージは上位15位以内で走行をしていたアンクラム選手だったが、またしても早めのピット作戦を取り、56周目にピット作業を行ったことで一時25番手に順位を落とすものの、第2ステージを22位で終える。
そして迎えた最終ステージは、ステージコーション中にコース上に留まったため、労せずして13番手にポジションを上げてスタート。しかし95周目にピット作業を行ったあと、パーツの破片を踏んだことによるタイヤトラブルのために再度ピットイン、順位を25番手まで下げることとなってしまった。レース終盤はクラッシュが続き、ラスト11周にわたって5名のドライバーがレースをリードする激しい展開のなかで、しぶとく走りきり17位でチェッカー、最終的には16位という結果を獲得した。
ナスカー・トラックシリーズは、3月19日(土)、ジョージア州にあるアトランタ・モーター・スピードウェイで決勝を迎えるシリーズ第3戦「Fr8 208」を迎える。