クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • OUTDOOR
  • フツーの人には理解できない上級者の謎の楽しみ! ブームなのにガラ空きキャンプが満喫できる「雨キャン」が幸せすぎた
OUTDOOR
share:

フツーの人には理解できない上級者の謎の楽しみ! ブームなのにガラ空きキャンプが満喫できる「雨キャン」が幸せすぎた

投稿日:

TEXT: 並木政孝(NAMIKI Masataka)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

雨天キャンプを満喫するなら事前の準備を怠らないこと!

 雨のキャンプを楽しむためにはそれなりの装備は必要であり、とくに重要なのが耐水圧に優れ設営に手間取らないハイスペックなテントを用意すること。早い話、ネット通販の安売りテントやタープ、有名ブランドでも晴れを想定した耐水圧が1000㎜以下のテントは役に立ちません。最低でも1500~2000mm以上の耐水圧を持つテントが必要不可欠であり、可能であればフライシートを持つダブルウォール式テントを選べば安心感はよりアップします。雨のキャンプ場

 また、多めのタオルや着替え、長靴、防水性の高いカッパ、洗い物用のゴム手袋、つばの広い帽子、撤収用の大きなビニール袋(ゴミ袋などの大きなビニール袋に詰め込んで撤収作業を短縮し、自宅に持ち帰ってから乾燥させるため)はもちろんのこと、テントの張り方を工夫する知恵を持つことが悪天候キャンプの基本です。テントのカンガルー張り

「カンガルー張り」や「小川張り」のように、テントとタープを合体させて雨からサイトを守る工夫は必須。必要なキャンプ道具は「台」や「脚」を使って地面に直接置かない工夫を施しましょう。場所選びは雨水が溜まりやすく歩き回ると地面が泥沼化してしまう土のサイトではなく、排水性の良い芝生のサイトを選ぶことが、雨のなかで快適に過ごすポイントになります。

【まとめ】不自由さを克服した先の新境地が「雨キャンプ」

 本来キャンプとは自然を楽しむものであり、不自由さを克服するのも楽しみのひとつ。自然のなかでは晴ればかりではありません。多くのキャンパーが嫌がる「雨」というネガティブな要素を楽しむ気持ちと高いスキルで克服できれば、雨も楽しさに変わるはず。雨のキャンプではテントを叩く雨の音が楽しめ、キャンパーの喧騒に眉をひそめることもありません。湖畔のキャンプ場

 キャンプブームが吹き荒れる昨今、キャンプ場の予約に頭を悩ませることのない「雨キャンプ」は、キャンプ上級者にとって楽しみになる可能性を秘めていることは間違いありません。メディアで「雨キャンプ」というニッチな楽しみ方を紹介してしまうと雨を待ち侘びているAさんに怒られそうですが、この境地に達するキャンパーはそう多くはなさそうです。大混雑したキャンプ場に辟易しているのなら、一度「雨キャンプ」に挑戦してみてはいかがでしょうか。

12
  • 混雑するキャンプ場
  • 雨のキャンプ場
  • 閑散とした雨天のキャンプ場
  • 雨天のキャンプ
  • テントのカンガルー張り
  • 湖畔のキャンプ場
  • テントの乾燥
すべて表示

 

 

 

 

 

ranking

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

ranking

AMW SPECIAL CONTENTS