もはや知らない国の言葉なみ! 一般人には意味不明なクルマのドレスアップ用語10選 (1/3ページ)

もはや知らない国の言葉なみ! 一般人には意味不明なクルマのドレスアップ用語10選

聞いたことはあるけど意味までは知らない
難易度高めのカスタム用語10選

 ドレスアップやローダウンといったコトバを知っている、または意味を理解している人は多いと思うが、カスタム用語のなかには単語を見聞きしても理解できない言葉が沢山ある。それはまるで何かの暗号のようにも聞こえるが、意味を知れば「なるほど納得!」と合点がいくと思うので、かみ砕いた説明になるがドレスアップで重用される用語とその意味を紹介していこう。

その1.スタイリングを極めるドレスアップ系

【ダックテール】

 昭和生まれのクルマ好きならばダックテールといえばナローポルシェのスポーツバーションであるカレラRS、通称ナナサンカレラのテールに装備されていた斜め後方に突き出たエアロパーツを一番に思い浮かべるはずだ。

【関連記事】クルマから「キーキー」「バキバキ」「シャラシャラ」音が聞こえたらタダモノではない証! チューニングカー特有のサウンドとは

カレラRS 2.7のダックテールウイング画像はこちら

 BMWのE46型M3では、特別バージョンのCSLにもダックテールと呼ばれる形状が採用されていていた。こちらはトランクの後端が跳ね上がった形状だ。こうした走りに特化したモデルのアイテムをオマージュして現在のクルマにも取り入れられている。トランクフード全体をダックテール形状にするのは大変なので、スポイラー単体を跳ね上がらせて対応しているパターンが主流である。JZA90型GRスープラ用TRD製エアロ画像はこちら

【バッドフェイス】

 ボンネットを延長して、伸びた部分を下側に折り曲げてヘッドライトやグリル部分を覆い隠す手法がバッドフェイスだ。その昔は単純に横一直線に曲げていて、ヘッドライトの見え方は薄く、平べったいだけだった。それでも十分にその名の通り悪っぽさが演出できた。ちょうど目を細めて挑発するようなテイストだ。

 それがエスカレートしてヘッドライトをつり目風に覆うように形状が工夫されてきた。もはやこれは睨みつけているようなもので、威嚇の効果満点。スパルタンに仕立てるためにはなくてはならない要素である。ちなみにボンネットに手を入れる手間を省いて、ヘッドライトだけに細工してクールに見せる手法がアイラインだ。200系ハイエースのバッドフェイスボンネット画像はこちら

【Aライン】

 台形をベースにしたエアロパーツなどのデザインアクセントで、どんな素性にも溶け込めて頼りになる造形がAラインだ。Aラインの導入でスピード感を積極的に演出できるフォルムであり、そこに引き締め効果を狙った横フィンを追加することで、スタイリングでさらなるインパクトを与えることができる。それは同時に「A」の文字に近づくことでもあり、フロントまわりだけでなくリヤパートにもセットアップすれば、想像以上に一体感が向上することも見逃せないポイントだ。200系ハイエース用CRS製リヤバンパー画像はこちら

【ワークスオーバーフェンダー】

 ドレスアップの古くからの手法のひとつであるオーバーフェンダー。ぶっといタイヤ&ホイールがはみ出ることなく履きこなせて、圧巻の迫力が手に入る。ノーマルフェンダーを叩き出して広げるタイプや、それでは物足りなくて、フェンダーを切って鉄板やFRPを継ぎ足して上手いことパテ埋めして自然な感じで加工する手法。LBワークスのR35GT-R用ボディキット画像はこちら

 さらには純正でも採用されている品がいいブリスターフェンダーなど、とにかく種類が多彩だ。そんななかで1番パンチがあるのがワークスオーバーフェンダーではないか。昔のツーリングカーのレース車両のようにオーバーフェンダーを豪快にビス留めして装着。その無骨さがすこぶる痛快だ。最近のパターンはワイルドなテイストを今っぽくアレンジしてお洒落にまとめている。LBワークスのR35GT-R用ボディキット画像はこちら