初心者キャンパーから脱却!! ビギナーが明日から実践できるキャンプ上達術をプロが伝授 (2/2ページ)

食材を前日に仕込んでおき時短BBQを心掛ける

 次にBBQなどのキャンプ料理も事前にメニューを考え、不要なものを持ち込まないことを心掛けて下さい。キャンプ場に向かう途中のスーパーや道の駅で、アレやコレやと買ってしまうと料理をするメニューに悩んでしまい、下ごしらえの手間が増えることでバタバタしまいます。参加する人数に合わせた肉や魚、魚介類、野菜などの種類、量を決めておき、可能であれば自宅で切り分け、下味を付けておけば料理をスムースに行うことができるので時短にもなります。事前にメニューを考えておけば必要な調味料も決まり、不要な道具や調味料を持って行かずに済むので荷物のスリム化にもつながります。また、下ごしらえをしておくことでゴミも減らせ、帰りの際に慌てることもなくなるメリットも見逃せません。

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 これは火起こしも同様で、フェザースティックを作って楽しみたい気持ちもわかりますが、まずは着火剤やバーナーを使って手軽に火を起こすのも賢い方法です。キャンプ場で見かけるのが、最初からキャンプファイヤーのように大きな薪をくべて火起こしに苦労している人。焚き火は小さく燃えやすい端材や枯葉から始め、次第に大きな薪へと火を付けて行くことが大切です。

 炭を使う場合にはBBQコンロや焚き火台の左右で炭の量を変え、焼くスペースと温めるスペースを分けることで焼き過ぎを防止できます。炭は炎が上がっている状態で焼いてしまうと表面だけが焦げてしまい、芯まで火を通すことができません。かならず火が落ち着き、熾き火の状態になってから素材を焼きましょう。

課題を決めてキャンプに取り組みことで中級者への扉が近づく

 キャンプ経験者でありながら、初心者から抜け出せない原因のひとつが「持って行くキャンプ道具の多さ」です。じつは上級者の多くはシンプルな道具立てによって快適さを作り出していることも多いのです。余分なモノを持ち込むことで作業量が増えてしまい、色々な道具に手を出してしまえば十分に使いこなせるスキルは身に付きません。まずはひとつの道具に集中し、どんな状況でも使いこなせる術を身に付けましょう。そのトレーニングを重ねることで経験者としての能力が熟成されていくのです。

 キャンプを計画するとき、今回は「ナイフを徹底的に使いこなす」や「タープの張り方にこだわる」などの課題を決め、徹底的にひとつの課題に向き合うことがスキルアップにつながるのです。

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 本来、キャンプは自由に楽しむものであって、少しぐらい手間取っても気にする必要はありません。何事も焦らず、時間を掛けて楽しむ姿勢が「余裕」を生み、キャンプの楽しさを倍増させてくれます。今回のテーマである「脱・初心者」とは、何が起きても焦らないこと、そして苦労を楽しむ余裕を持つこと。手間取ることがあれば、空を見上げて「キャンプ最高!」と笑顔で楽しんで下さい。その笑顔こそが初心者から抜け出した証なのです。