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「秋キャンプ」の落とし穴とは? 意外と知らない当たり前の事前準備をお教えします

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TEXT: 並木政孝(NAMIKI Masataka)  PHOTO: 写真AC/Auto Messe Web編集部

  • キャンプの防寒対策

  • ランタンスタンドから吊り下げたオイルランタン
  • 富士の麓のキャンプ
  • キャンプの防寒対策

キャンプビギナーは知っておきたい秋キャンプ“5つ”の心得とは

 記録的な猛暑、酷暑で疲労困憊を強いられた今年の夏。あまりの暑さにキャンプを諦め、エアコンが効いた涼しい部屋で夏が通り過ぎるのを待っていたという人も多いのではないでしょうか。しかし、近頃は晴れた空が高く感じ、うろこ雲に少しずつ秋の訪れを感じられるようになりました。間もなく秋の快適なキャンプシーズンの始まりであり、待望の季節にキャンプ好きは胸を躍らせていることでしょう。

 でも、秋は急な冷え込みや台風シーズンでもあり、暑さ対策に頭を悩ませた夏よりもじつは注意が必要な季節でもあるのです。ここではキャンプビギナーに向けた秋キャンプの心構えと対策に注目してみたいと思います。

日中との寒暖差を考えた寒さ対策が必須になる

 秋の訪れとともに気温が下がり、涼しい風が吹き始めます。冷房設備のないキャンプでは快適な季節になりますが、逆に早朝や夜間に冷え込むことがあるので注意が必要です。残暑の気温に気を取られてしまいキャンプビギナーは軽装、薄着で出掛けてしまう傾向があるので注意しましょう。日中は短パンとTシャツで過ごせても、日没後には急激に気温が低下するのが秋の特徴です。日中との寒暖差が10℃を越えることは当たり前なのです。秋のキャンプを楽しむのなら長袖のシャツやアウターを用意しておきましょう。

 そして、朝方の冷え込みに備えるためにもシュラフの限界使用温度を確認し、不安な場合にはインナーシュラフやブランケットなどを追加しておくことをおすすめします。

標高100mごとに0.6℃気温が低下するので注意

 夏のキャンプでは気温が低く標高の高い場所がおすすめですが、秋キャンプではその標高が裏目に出てしまうことがあるので注意して下さい。標高が100m上がると気温は0.6℃下がると言われ、標高1000mのキャンプ場では海抜0mの市街地より6℃も気温が低い計算になります。市街地で気温が20℃なら標高1000mのキャンプ場では14℃となり、早朝や深夜ではさらに気温が下がることが予想されるので注意が必要です。キャンプ場を選ぶ場合にはしっかりと気温をチェックし、急な冷え込みに対応できる道具選び、服装選びを準備しておきましょう。富士の麓のキャンプ

台風や寒冷前線に伴う天候の悪化に注意

 また、涼しい風が吹く秋はキャンプに最適なシーズンですが、台風が大量に発生する危険な季節です。キャンプにとって台風は大敵で、風でタープやテントが吹き飛ばされてしまったり、急な大雨でテントが水没してしまうことも考えられます。秋のキャンプを予定する時には台風情報をしっかりと把握しておきましょう。

 また、秋は台風以外にも寒冷前線にも注意が必要です。寒冷前線の影響によって大雨が降り、最悪の場合には雨が降った後には10℃も気温が下がることもあります。寒冷前線が通過する時には落雷や突風、竜巻、雹(ひょう)、突発的な集中豪雨などを伴うこともあるので、常に天気予報を確認することを心掛けて下さい。

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